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湯浴み後 肌は紅 絹の浴衣
飛び石と白砂に 気配がない
目のような階段は 時代を経て
回廊と 15個の 扉は先
猫が 猫が 猫が
髭を立てる
猫が 猫が 猫が
何を見てる
月と切子細工 梅の薫り
ひとり傾けたら 貴方は幻
秋は静か時雨 土は濡れて
風の音も忘れ 追憶に微睡む
幾年を 舌先で 爪も琥珀
捲りゆく季節など 文字のごとく
押したような あだ事の 門は去って
枯れきった唇を 雪降る果て
猫が 猫が 猫が
腰を下げる
猫が 猫が 猫が
床を消える
月と切子細工 梅の薫り
ひとり傾けたら 貴方は幻
虫は石の隅で 羽音奏で
影がしぼんでゆく 蝋燭の終わりは・・・
飛び石と白砂に 気配がない
目のような階段は 時代を経て
回廊と 15個の 扉は先
猫が 猫が 猫が
髭を立てる
猫が 猫が 猫が
何を見てる
月と切子細工 梅の薫り
ひとり傾けたら 貴方は幻
秋は静か時雨 土は濡れて
風の音も忘れ 追憶に微睡む
幾年を 舌先で 爪も琥珀
捲りゆく季節など 文字のごとく
押したような あだ事の 門は去って
枯れきった唇を 雪降る果て
猫が 猫が 猫が
腰を下げる
猫が 猫が 猫が
床を消える
月と切子細工 梅の薫り
ひとり傾けたら 貴方は幻
虫は石の隅で 羽音奏で
影がしぼんでゆく 蝋燭の終わりは・・・
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