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葉を揺らす 静かなそよ風に
身を預け 無心になって
種に込めた 一粒の優しさと
届けよう 木漏れ日の唄を
今日もこの場所に 居られること
この雨は恵みのようで
「いつまでも」と 願い続けよう
祝福の日を僕らは待つ
光と影の出会いは この森の中で
木々の間を 鳥が優雅に羽ばたき
見送って 憧れは捨てた
今を見よう どこにも行けない
ここが好きだから 木漏れ日の唄が
明日の朝焼けが 目を覚ますよ
このひとすじは永遠の証
「これからも」と 祈り続けよう
天と僕たちは心を繋ぐ
雫と緑の出会いは この森の中で
最期まで 見届けよう
それがせめてものの務めなんだ
行く末は誰も知らない
希望と不安を織り混ぜても
未来など見えないから
ひとりじゃダメ 誰かいなきゃ
ここで耐えられる気がしない
「行かないで」と 思いを寄せ
少しの期待を膨らませる
もう終わらない この物語は
涙の結晶が割れて消えても
「ひとしずく」の 木漏れ日に
照らされまた夢を見る
あの日から全てが ここで始まった
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