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物語性はちょっと薄いですが。 ご感想 アドバイス 宜しくお願い致します。<(_ _*)>
M1911A1 投稿 - 2019/09/23 更新 - 2019/09/23 0 Comments 191 Views
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(A)
信号機の点滅に 秋虫の黄昏
夜空のシアターに 誇大妄想
薄らボケた日々が鎮座した
無彩色の表情に 半透明の家々

(B)
モデルガン片手に一つの影が地を這って
向かうは本屋 シャッターが降りる頃合いに

(S)
僕が僕で有るが故に、映る景色
有限だから突き動かされたんだ
善悪の尺度でさえ 相対主義の個々でさえ
どうせ答えは 抉れたお月様に隠れ

(A)
無音を貫く白々しい夜に 木霊する
送電線の静寂な音に 冷や汗
蛾や羽虫が集る街灯 チカチカと
文庫本に週刊誌 22時を知らせる長針

(B)
いざ行かんと 外壁の門から飛び出した
映る景色も動くものも 全てが止まって見えた

(S)
僕が僕で有るが故に、歪んだ雲
有限だから突き動かされたんだ
善悪の尺度でさえ 相対主義の個々でさえ
どうせ答えは 腐った愚衆の中で

(C)
蹴落としあって 裏切りあって
盗みあって 隠しあって
美醜も 日の出 日の入り
失うという事を得てして
その先に何を見い出すの

(S)
僕が僕で有るが故に、選んだ事
有限だから突き動かされたんだ
善悪の尺度でさえ 相対主義の個々でさえ
どうせ答えは おためごかしの末に


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