作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

レインデイ


悲鳴をあげる傘を見上げれば
嗚咽を看過した自分が見えた
震える型と骨組みに 慣れてしまってはいないか

土砂降りの雨を手前に 折り畳み傘一つくらいで
この塵芥な体の何パーセントを守れるだろう
ちゃちな布で骨組みにが裏になり晒される心
そんな現実に反吐が出るさ



僕を傷つける賛辞なんていらない
薄っぺらい仮面に価値などないのに
雨粒の波紋がまるで牢獄のように
閉じ込められてしまったようだ

緩やかに座していくこの身で どこに向かえば良いの
どこを守れば良いの どこを見れば良いの
弾けた雨音の世界に
弛緩が許された歪み奏でる傘音は
ありえないの ありえないの レインデイ




サビていく傘を見上げれば
思想を弾圧した自分が見えた
溜め込む逆さ傘に 水と反吐が 混ざる 混ざって

日傘なんて物を手前に 遮光カットされた心で
この干からびた体の何パーセントを守れるだろう
骨組みが折れて ひしゃげた翼の隙間に晒される心
こんな現実に反吐が漏れるさ


傘を回して 走るの

雨晴れ間に座していくこの身は どこへ行こうか
どこに捨てようか どこに遺棄したら良いのか
打ち付けた雨粒の世界に
嗚咽の雨と反吐の土砂降りさ 壊れてしまえ
破壊してしまえ 崩したら晴れるかな
虹なんて見えない世界に
ありえないの ありえないの レインデイ




傘を捨てて 挑んだこの身は

濁流に晒されたようで 心が痛いの

弛緩と緩急 歪みが織り成す世界と

弾けた言葉が ありえないの ありえないの


緩やかに

緩やかに座していくこの身で どこに向かえば良いの
どこを守れば良いの どこを見れば良いの
弾けた雨音の世界に
弛緩が許された歪み奏でる傘音は
ありえないの ありえないの レインデイ

雨晴れ間に座していくこの身は どこへ行こうか
どこに捨てようか どこに遺棄したら良いのか
打ち付けた雨粒の世界に
嗚咽の雨と反吐の土砂降りさ 壊れてしまえ
破壊してしまえ 崩したら晴れるかな
虹なんて見えない世界に
ありえないの ありえないの


レインデイ

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