新規登録 ログイン
誰も近づかないなら傷つかないね/君が教えてくれたのは/そんな哀しい現実だけでした
kazumi_yuu 投稿 - 2010/12/29 更新 - 2011/11/20 2 Comments 485 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
雨が降る
今日もいたずらに音を立てて
雨が降る
溜まる洗濯はできないみたい

つまんないと この背中
壁にもたせかけ
ぬるい眠り 迎えたばかり

外の世界は怖いから知らないふり
好きな音楽かけたり
雨がこのまま降り続いたら困ると
嘆いたりして


雨が降る
明日に止む気配すら見せずに
雨が降る
明日は何を食べればいいのかな

心配ばかりかけちゃって
ごめんとメールした
本音なんて僕が知りたい

内の世界へ連れてきてくれた君は
今はどんな傘差して
街のどこで誰と笑っているのだろう
動けないよ

窓を開けたら
そこに待つのはどいつだ
湿った風
止まない雨
逢いたい・・・人?

誰も近づかないなら傷つかないね
君が教えてくれたのは
そんな哀しい現実だけでした
なんて言って

雨が上がったら思い出してしまうよ
楽しかった僕らの晴れ
雨よ このまま降り続けあと少し
君を忘れるまで…

2 Comments

SakSak
2010/12/31
こんにちは。

雨の持つしっとりとした雰囲気が良く出てるな。と思います。
切ない気持ちが上手く後押ししてくれているところが良かったですね。

kazumi_yuukazumi_yuu
2011/01/10
>Sak.さん
コメントありがとうございます。
雨の詞は何度も書いたことがあるのですが、なかなか目指すせつなさにたどり着けていませんでした。
しっとりとした空気をほめていただいてありがとうございました!
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録