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最初はいつも 罪悪感に襲われて
まともに話も できなかったかな
それでもいつも 優しく微笑んで
許してくれたんだ
恋は始まったばかり 頭がクラクラする
身体を現実に引き戻すのは その声だけだった
街を歩けばまぁ 寄り道ばっかりして
目的地に 着かないこともあったよね
それでもいつも 笑いあって
茶化したりしたような
恋は思いを貫くもの どっちも譲れやしない
いずれこのままじゃ 壊れちゃうだろうけど
恋は喜びのカタチ 時に悲しく苦しくも
ふたりの言葉の中で 大きくなっていく
意識をなくして倒れて
口も聞けなくなって
目を開いたと思えば かすかに
「ありがとう」だなんて
その顔はとても 幸せそうだったのに
その目は 空の彼方を見つめていた…
やがて恋ではなくなった 届かないところに行った
穴を埋めることもできず 崩れ落ちたまま
宛名のない手紙を書いた 届くはずない手紙を
わずかな希望信じて 空へと送り出す
巡り会うために 無心に歩き出す
心に決めたことだ 止めないでくれ
小さな花びらが 力弱く見送る
最後はあの子と同じ言葉
僕が「ありがとう」を言う番なんだ
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