いつか夢見た 溢れる才能よ
優しい月明りに 我を失くしそうで
あてもない言葉に 襲われた時に
僕の両腕 矢を射る 沈黙に
真夜中のタイガーはこの心を攫うが
果てない暗闇に敗れないように
窓辺の情景よ 孤独な少年よ
光が差す時 空を仰ぎ叫べ
―咆哮―
何度も色づいては枯れゆく日々よ
僕の両足 駆ける 棘の上
真夜中のタイガーはこの心を攫うが
気づけば此処に咲く 一輪の花
今日僕は微笑みを 孤独な少年よ
賽は投げられた 空を仰ぎ叫べ
―咆哮―
優しい月明りに 我を失くしそうで
あてもない言葉に 襲われた時に
僕の両腕 矢を射る 沈黙に
真夜中のタイガーはこの心を攫うが
果てない暗闇に敗れないように
窓辺の情景よ 孤独な少年よ
光が差す時 空を仰ぎ叫べ
―咆哮―
何度も色づいては枯れゆく日々よ
僕の両足 駆ける 棘の上
真夜中のタイガーはこの心を攫うが
気づけば此処に咲く 一輪の花
今日僕は微笑みを 孤独な少年よ
賽は投げられた 空を仰ぎ叫べ
―咆哮―
6 Comments
2019/08/16
言われていなければスルーしてしまう程度の山月記成分は、
ゴリ押し感が無くてとてもちょうど良いです。
青春もの、モラトリアムものとして良作だと思います。
弾き語りとかにしたら
ちょうどいい曲の長さになりそうなのもステキです。
思えば山月記はアマチュアの身にはつまされるものがありますよね(笑。
自分を見失っていく恐怖などはカフカの方が好きですが。
2019/08/19
歌詞の全体的な雰囲気が好きで、思わずgoodを押しました。
<優しい月明りに 我を失くしそうで>の部分に
人間なら誰もが持つ、儚さのようなものを感じました。
2019/08/21
その時の印象がモンクさんの詞を読んだ後の感覚に似ています。
絶望だけではないその先を感じ取れるといいますか。
たぶん作者コメにある「少しばかりの希望」に共感したのかな。
優しい月明り
光が差す時
一輪の花
これらの言葉が優しくて救いがあります。
2019/08/21
どちらかといえば山月記はちょっとしたきっかけで、本質的には自分自身の現実をもとにしている感じです。
そこに讃美歌の雰囲気を足したような、いろんな意味でごちゃまぜの歌詞となっています。笑
いつか曲にできたら素敵だろうなと思います。
コメントありがとうございました。
2019/08/28
全体的に今までと違ったテイストを出したくて、言葉選びも色々と考えました。
雰囲気を気に入ってくださって嬉しいです。
ありがとうございます。
2019/08/28
山月記って見る人によっては感じ方もまったく異なる作品ですよね。
僕が好きな理由はそこが大きいです。
一輪の花
希望を持たせたくて、この言葉を選びました。
コメントをいただき、ありがとうございました。