風鈴の揺れる音に
ラムネ瓶の露が滴る
北向きのこの部屋には
今年の猛暑も届かないね
不安定な感情も
太陽の光で 焼けてしまえばいいのに
―窓の向こう― 夏は来ぬ
遠出が嫌いな君を連れ出して
泣けるくらいに笑った
君を襲う憑き物も
僕の手には敵わないよね
蝉時雨 潜り抜けて
やっと見つけた静かな幸せ
―空の青― 夏は来ぬ
二度は来ない一瞬を目で追って
僕らは手を繋いだ
悲しみも切なさも
今はただ忘れていよう
夢ならば夢ならどんなに
素晴らしいだろう
君に逢いたいな
風鈴の揺れる音に
ラムネ瓶の露が滴る
ラムネ瓶の露が滴る
北向きのこの部屋には
今年の猛暑も届かないね
不安定な感情も
太陽の光で 焼けてしまえばいいのに
―窓の向こう― 夏は来ぬ
遠出が嫌いな君を連れ出して
泣けるくらいに笑った
君を襲う憑き物も
僕の手には敵わないよね
蝉時雨 潜り抜けて
やっと見つけた静かな幸せ
―空の青― 夏は来ぬ
二度は来ない一瞬を目で追って
僕らは手を繋いだ
悲しみも切なさも
今はただ忘れていよう
夢ならば夢ならどんなに
素晴らしいだろう
君に逢いたいな
風鈴の揺れる音に
ラムネ瓶の露が滴る
4 Comments
2019/08/09
この表現力に、惹かれました。
君に会えない悲しみと
過ぎ去ってしまった
あの頃の夏に対しての
切ない感情が涙へと変わり
ラムネ瓶の露が
涙のように見え
滴っていく
そんな風に感じました。
2019/08/11
「風鈴の揺れる音」
「ラムネ瓶の露」
夏ワードが纏う寂寥感。
夏は来ぬ
↑このキーフレーズの効果。
来ぬと言いつつ、猛暑から置き去りにされる疎外感。
この雰囲気の醸し方、とても勉強になりました。
2019/08/13
最初は明るく爽やかな夏の唄を描こうと思ってましたが、今の私の心境からこうした雰囲気になりました。笑
切ない夏の面影を感じてくださって嬉しいです。
ありがとうございましま。
2019/08/14
この歌詞における「夏は来(き)ぬ」の意味は「夏が来た」という意味を込めました。しかしtamayama3さんの解釈もとても素敵だと思い、逆にこちらがその意味もいいなと感じました。
新しい言葉を導いてくださって本当にうれしいです。
コメントをありがとうございました。