作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

雨奏(あまかなで)



貴方に愛されたいと放った涙は
どうして君にぶつけちゃだめなの？ ねぇ

愛されたいのはどうして
愛してほしいのはどうして

わからないまま わかりきっていた


この矛盾は誰の為の盾なの
答えは言葉の中にはないの

私を迫害したのは どうして
眼に映る全てを汚したの どうして


わからないまま 雨は降っていた



語る雨 身を砕いて舞い上がれ
君に届く為 君に注ぐ為

あの空が 邪魔だと言うなら 私は
雨雲になって 日陰を作るから

貴方雨 貴方が為と謳う歪 叫ぶ孤独

ああ 今夜も





私を見てほしいと願った涙を
どうして君は飲んではくれないの？ねぇ

恋に憧れたのはどうして
恋に殺されたのはどうして

わかりきっていた わかりきっていた

綻ぶ雨 溝を埋めて腐らせて崩れ落ちて
ボロボロな身を ボロボロの心を

この身体が 邪魔だと言うなら 私は
矛になって その身体 貫くよ

彼方雨 叶った雨あがって 虹が見える


ああ そんな夢を






慟哭を吐いた心臓
優しく握って 奏でて見せて
抱き締めたながら嗚咽で噎せる

そんな君が 愛しくて 狂おしくて
ああ こんな結末を


雨よ ああ 雨よ汚さないでくれ
視界が歪んで 死骸は流れて この身を
叶わないすべて ぶつけ合う私達

不毛な全ては 此処に眠るの ああ今夜も

ああ今世も 降り止まない

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