「しょうがないだろ」っていう言葉の、その先を常に生きていたいです。

M1911A1 投稿 - 2019/07/31 更新 - 2019/08/17 4 Comments 255 Views

[Aメロ]
日照りで溶けた　ビターチョコレートみたいな
ドロッとした日々を　養老鉄道　大垣行き列車が
はね飛ばし　その重量に釣り合わない感傷だけが
焦げたアスファルトを砕く

[Bメロ]
どうしようもない暗がりで　血ナマコになりながら
明日行き列車の切符を探し続けた　午後23時

[サビ]
しょうがないだろ　だってしょうがないだろって
スタートラインへと　走り出した僕の袖を摘まむ
しょうもないだろ　だってしょうもないだろって
その手を振りほどいて　お気に入りのスニーカーで
無人駅のホームまで　走って行くよ　走って行くよ

[Aメロ]
この先どうしたらいいんだみたいな　厭世感が
羽島市のオンボロアパートで　あの頃みたいに踞ってたから
その部屋の窓の外へ　フルスイングでぶん投げてやったんだ
ありがとう　そしてさようなら　居心地は良かったけどずっと
そうしてる訳にもいかないから

[サビ]
しょうがないだろ　だってしょうがないだろ
答えあわせが無いんだから　僕は僕のやり方で
しょうもないだろ　だってしょうもないだろ
殺処分を明日に控えた　老犬みたいな純粋な
眼差しなんて　何処にもない　何処にもない

[Cメロ]
絶望の先には　希望しかないから
希望の先には　失望しかないから
失望の先には　絶望しかないから
僕らぐるぐる回って　僕らたまに目が眩むんだ
目が眩むんだ　目が眩むんだ　ただそれだけだ

[サビ]
しょうがないだろ　だってしょうがないだろ
幾多の後悔をくぐり抜けて　たどり着いた今日を
しょうもないだろ　だってしょうもないだろ
生まれてきたくて　生まれてきた訳じゃないなんて言ったって

しょうがないだろ　しょうがないだろ

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