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皆と一緒にいたいけど、皆の本当の姿が見えない恐怖の狭間にいる「ぼく」を描きました。最後まで読んで下さると嬉しいです。
WhitePoteto0 投稿 - 2019/07/15 更新 - 2019/07/15 1 Comments 296 Views
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独り彷徨い歩くぼくの影
置いてかれたようだ
みんなを明るく照らす太陽は
ぼくを見てはいないだろう

独り彷徨い歩くぼくの影
置いてかれたようだ
ぼくを照らしているのは
ぼくに似ている街灯だった

別にみんなといたい訳じゃない
独りでいても問題ない
そんな虚しい嘘だけが
楽しそうに先走って消えた

人はみんな
一人じゃ生きていけないと言うけれど
それもみんな
嘘なんじゃないかと疑って
人はみんな
いい人ばかりじゃないこと知っていて
だけどぼくは
ありふれた嘘に殺されたんだ


独り彷徨い歩く僕の嘘
忘れられたようだ
みんなが明るくついた嘘(しんじつ)は
ぼくを呼んでいないだろう

別に話をしたい訳じゃない
独りでいても問題ない
そんな実のない嘘(しんじつ)が
無念そうに嘲嗤って消えた

人はみんな
一人じゃ生きていけないと言うけれど
それらみんな
嘘(しんじつ)なんだと騙されて
それはぼくが
ぼくを裏切ったんだと気がついて
つまりぼくは
ありふれた嘘に殺されたんだ

それだけは真実なんだ
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1 Comments

WhitePoteto0WhitePoteto0
2019/07/15
はじめましてWhitePoteto0です。これが初めて書いた詩ですので、温かい目で読んで頂けたらと思います。これから、より良い作品を書けるよう、精進して参ります。
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