歩く速度が上がるたび、
またちょっと不安になる。
夜の君が笑うなら、
怖くても買い物に行こうよ。
曲がり角を見るたび、
またちょっと不安になる。
下向きの光が見つけた、
大きな音で君が割れる。
綺麗好きならいいのに
片付けを忘れた上弦の月。
僕が映る世界は君には一つしかない。
真実の数と同じ。
そこで泣いたり笑ったりしたら、
半分だけ心に収めてよ。
また何処かで誰かとも。
お互い2人で会うたび、
またちょっと不安になる。
前髪が片側だけ揺れないように
笑わなくなった君を見て。
対称な落ち着きで居たのに
心だけが離れた上弦の月。
僕が映る世界は君には一つしかない。
そこで泣いたり笑ったりしたら、
半分だけ心に収めてよ。
また何処かで誰かとも。
僕の星と廻るには君は異質すぎるから
そこで泣いたり笑ったりした後、
半分だけ人を恨んでよ。
僕が映る世界は君には一つしかない。
半分だけ心に収めて
半分だけ涙を流してよ誰かとも。
2 Comments
2019/07/14
様々な心の景色が映し出されていて
とても心に残る作品でした
2019/07/15
がリンクしてせつないです☆
ファビュラス♡