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思うままに書いてみました
yuka1025hr 投稿 - 2010/12/24 更新 - 2011/11/10 0 Comments 621 Views
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切った爪
欠片 紅く
灰皿の中
放り投げる

灰で埋もれた
紙くずが
どうせなら
燃やして欲しかったと
嘆いていた


明るくぼやけた
小さな蝋燭
あたしは
それさえも
溶かす事が出来ないまま

ただ眺めて
消す事もしない

どうせなら
燃え尽きたかったと
嘆いていた


蒸発出来ない
滲んだ汗を
絡ませて
これでOKと
言うように

あなたはあたしを
簡単に誤魔化せる
そう思ってる

そこまで馬鹿じゃない
そこまで阿呆じゃない


誰かが言った

可哀想

あたしは結局
あなたが
目覚めないうちに
真っ赤な爪を切って

灰皿の中に放り込む

ばらばらになった
紙くずが 欠片が

どうせなら燃え尽きたかった
そう 嘆いている
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