good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
切った爪
欠片 紅く
灰皿の中
放り投げる
灰で埋もれた
紙くずが
どうせなら
燃やして欲しかったと
嘆いていた
明るくぼやけた
小さな蝋燭
あたしは
それさえも
溶かす事が出来ないまま
ただ眺めて
消す事もしない
どうせなら
燃え尽きたかったと
嘆いていた
蒸発出来ない
滲んだ汗を
絡ませて
これでOKと
言うように
あなたはあたしを
簡単に誤魔化せる
そう思ってる
そこまで馬鹿じゃない
そこまで阿呆じゃない
誰かが言った
可哀想
あたしは結局
あなたが
目覚めないうちに
真っ赤な爪を切って
灰皿の中に放り込む
ばらばらになった
紙くずが 欠片が
どうせなら燃え尽きたかった
そう 嘆いている
欠片 紅く
灰皿の中
放り投げる
灰で埋もれた
紙くずが
どうせなら
燃やして欲しかったと
嘆いていた
明るくぼやけた
小さな蝋燭
あたしは
それさえも
溶かす事が出来ないまま
ただ眺めて
消す事もしない
どうせなら
燃え尽きたかったと
嘆いていた
蒸発出来ない
滲んだ汗を
絡ませて
これでOKと
言うように
あなたはあたしを
簡単に誤魔化せる
そう思ってる
そこまで馬鹿じゃない
そこまで阿呆じゃない
誰かが言った
可哀想
あたしは結局
あなたが
目覚めないうちに
真っ赤な爪を切って
灰皿の中に放り込む
ばらばらになった
紙くずが 欠片が
どうせなら燃え尽きたかった
そう 嘆いている
0 Comments