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久しぶりに投稿しました。小説の陽だまりの彼女を題材にしました。
gomez1220 投稿 - 2019/06/16 更新 - 2019/06/17 1 Comments 254 Views
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fukuzou3382sura
信号の色が
点滅を始め
黄昏迫る
街を急かしている

伸びていく影も
道端の猫も
気まぐれに揺れて
行く宛を探している

陽だまりの中
陽気な鼻歌
今も耳に残って消えない

滑る太陽
鳴り響くチャイム
雑踏の中まだ探してる
ほんの少し冷たくなった
風が通り抜けて行く

ビルの窓に
明かりが灯り
もうすぐ今日が
明日に変わる

消えていく影も
家の中の猫も
気まぐれに揺れて
行く宛を探している

何が怖くて
何が欲しいか
いつも大切にしていたのにな

楽しい事も
悲しい事も
2人でなら素敵じゃないか
そんな歌を思い出しては
忘れないよう口ずさむ

誰の為に
何の為に
答えなんてあるはずも無いのに
あと何回
あとどれぐらい
ねえ君じゃなきゃ

滑る太陽
鳴り響くチャイム
雑踏の中まだ探してる
ほんの少し冷たくなった
風が通り抜ける

忘れないで
忘れないから
耳鳴りのようにいつまでも響く
移ろう今も
優しい嘘も
橙色に染まれ
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1 Comments

こんにちは
情景描写に引き込まれました
タイトルにぴったりの詩で、とても気に入りました
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