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1人の少年の、絶対に叶わない、そして忘れられない、切ない恋と罪の意識の歌です。
felicidad919ai 投稿 - 2019/06/03 更新 - 2019/06/03 0 Comments 319 Views
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燦々に降り注ぐ太陽

君に会いたくて

今日も誰もいない海岸を ひたすら歩く


君に会いたくても 決して会えない

そのもどかしさに僕は 狂いそうになる

思い出の詰まった この砂浜

あるわけない 君の影を探してしまう


ねえ 今 君はどうしてる?

こんな僕を見て 笑っているのかな?

ねえ 神様 この苦しみは

いつになったら終わるのですか?





色褪せた「遊泳禁止」

君に会いたくて

今日もここまで やって来てしまった


君に最後に会ったとき こんな看板なかった

その薄れた文字と色は 長いときを知らせる

思い出の詰まった この砂浜

君の代わりに この看板が立っている


ねえ 君は今どうしてる?

ふがいない僕を 笑ってるのかな?

ねえ 神様 どうしてですか?

僕じゃなくて彼女を選んだのですか?





燦々に降り注ぐ太陽

あの日と同じだ

僕は波に呑まれて 沖に流されてしまった


波に揉まれ苦しかった 死にそうだった

必死に差し出された 君の助けも波が襲った

気づいたとき 君はいなかった

君の代わりに 「遊泳禁止」が立っている


ねえ 天(そら)から君は見てるかな?

天国では幸せでいて欲しい

ねえ 神様 どうして彼女を

天に召されたのですか?




ねえ 君は怒ってるよね

ふがいない僕のせいだと


ねえ 君に会いたいんだ

会わせる顔もない僕だけど


こんな僕でごめんなさい

でも やっぱり好きなんだ


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