あぁ、上手くいかないことが 減るどころか増えていく
あれだけ綺麗だった空が 濁って見えることもある
窮屈な車窓から覗く 星座みたいな街の明かりさえ
取って付けたような言い訳に 聞こえることもある
春が夏に変わるような
それくらいの感覚でいい
僕は何かに変わってしまいたい、のさ
それが何かはわからないけど
考えることすら億劫だけど
確かに僕は何かを思う
近付いたり、遠退いたりしていく
大抵のこと
夢や理想はそりゃわかるけど
そうなるように動けないんだ
確かに僕は何かを憂う
複雑なようで、如何に単純でも
尊い、迷い
あぁ、言葉にならない想いも 本当はいつも言葉にしたかった
どれだけ大層な理屈も きっと必要だったんだという
秋が冬に変わり始める頃に
そっと捨て去ろう
花も木も鳥も僕も巡りゆく、なら
取って付けたような感動も
切って貼ったような後悔さえも
確かに僕はそれに似てる
瞬いたもの、通り過ぎたもの
大抵の作法
夢や理想は誰にでもあるもの
羨ましくて仕方ないことも
確かに僕はそれを知ってる
複雑なようで、如何にも単純な
尊い、思考で
いま何かが、終わる
9 Comments
2019/06/03
そこにミズさんテイストが加わると、こんな味わいになるんですね。
”春が夏に変わるような
それくらいの感覚でいい”
ここが抜群でした。この感受性がとても羨ましいです。
あとは”尊い”の使い方が好きです。
応援しています!
2019/06/03
ちょっとセルフコンパッション的なイメージも感じました。
季節で構成組んでると見せかけての、シーズンエンドと言うタイトルが深いですね。
人生の一時期の終了的な? どうなんでしょう。
曲が付いたらまた来ますが、最近顔出せてないので、先にGOODしておきますw。
2019/06/03
「僕は何かに変わってしまいたい」
季節ほど自然に変わるものはないと思うので、終わるように始まりたいという感情が見受けられました。
構成も良いですね。2コーラス目ではAメロが半分になっているところが、うまく言えませんが、こう、まさにポピュラー音楽の作風と言いますか、「の、中での遊び」という気がして、見惚れていました。
楽曲化よろしくお願いします。笑
2019/06/04
コメントとgoodありがとうございます。
普遍的なものをどう表現したらグッときてもらえるかって考えるのが結構好きかもしれません。
なので、今回の作品は季節を寄り添わせて時間の流れの中で主人公が変わっていく?様を描きました。
尊いの部分はけっこう悩みました笑
2019/06/04
コメントとgoodありがとうございます。
セルフコンパッション…初めて聞きました笑
とても勉強になります。
さくさんのおっしゃる通り、ある一時期の感情を切り取った作品になります。
変わるんだ!みたいな強い感覚を抱けない、でも変わってしまいたいという感情をどう表現しようか悩んだ挙句、季節が流れるように自然に変わっていく感じを歌詞にしました。
曲は…余裕ができたらで笑
2019/06/04
コメントとgoodありがとうございます。
ポピュラーな作風には抗えないですからね笑
というのは半分冗談ですが、メロを意識するとやはり2番はシンプルにした方が飽きず聴いていただけるかなぁという配慮でした。
曲は…同上…笑
2019/06/07
goodありがとうございます。
嬉しいです!
2019/06/13
それくらいの感覚でいい
複雑なようで、如何に単純な
尊い、迷い
相変わらず堪らないフレーズを届けてくださる
かっこよすぎです
ぐっ
2019/06/14
ありがとうございます。
自分も気に入っているところですので嬉しいです!
単純なテーマですが、いつもと少し違う手法で取り組めたのは良かったと思います。