ひまわり畑の真ん中で
白いワンピースの君が微笑んでいた
夏の陽に失せてしまって
もうどこにもいない
なにもきこえない
それはきっと夢だったんだ
遠い遠い 不確かな夢だったんだ
本当さ 誰も知らない場所がある
蜃気楼が静かな風にゆられて
青空はいつものように我が物顔だった
僕を横切る蝶々の羽には
君との優しい思い出が映し出されていた
僕は大きく頷いて
君をまた抱きしめたくなった
二人ぼっちの世界を
僕は知っていたんだ 本当さ
こぼれる一粒のかがやきを
君は見逃さなかった
笑ったようなふりをしていたけど
僕は知ってる
あのとき君は泣いていたんだ
僕と君とで泣いていたんだ
海は待っていても迎えにこない
だからはやく迎えにいこうよ
浜辺には
二人の面影だけが残りますように
二人だけの面影が残りますように
ひまわり畑の真ん中で
白いワンピースの君が微笑んでいた
夏の陽に失せてしまって
もうどこにもいない
なにもきこえない
それはきっと夢だったんだ
遠い遠い 不確かな夢だったんだ
描こうとしても描けない絵がある
綴ろうとしても綴れない詩がある
でも君は知ってる
君だけが知ってる
僕のその答えを
君だけが知ってるんだよ
僕の答えを
遥か先、あの向こうにある
地平線は僕ので 水平線は君のだ
たぐり寄せたなら たぐり寄せたなら
きっと世界でいちばん幸せになれるだろう
白いワンピースの君が微笑んでいた
夏の陽に失せてしまって
もうどこにもいない
なにもきこえない
それはきっと夢だったんだ
遠い遠い 不確かな夢だったんだ
本当さ 誰も知らない場所がある
蜃気楼が静かな風にゆられて
青空はいつものように我が物顔だった
僕を横切る蝶々の羽には
君との優しい思い出が映し出されていた
僕は大きく頷いて
君をまた抱きしめたくなった
二人ぼっちの世界を
僕は知っていたんだ 本当さ
こぼれる一粒のかがやきを
君は見逃さなかった
笑ったようなふりをしていたけど
僕は知ってる
あのとき君は泣いていたんだ
僕と君とで泣いていたんだ
海は待っていても迎えにこない
だからはやく迎えにいこうよ
浜辺には
二人の面影だけが残りますように
二人だけの面影が残りますように
ひまわり畑の真ん中で
白いワンピースの君が微笑んでいた
夏の陽に失せてしまって
もうどこにもいない
なにもきこえない
それはきっと夢だったんだ
遠い遠い 不確かな夢だったんだ
描こうとしても描けない絵がある
綴ろうとしても綴れない詩がある
でも君は知ってる
君だけが知ってる
僕のその答えを
君だけが知ってるんだよ
僕の答えを
遥か先、あの向こうにある
地平線は僕ので 水平線は君のだ
たぐり寄せたなら たぐり寄せたなら
きっと世界でいちばん幸せになれるだろう
3 Comments
2019/06/01
素敵な詩だと思いました。
僕を横切る蝶々の羽には
君との優しい思い出が映し出されていた
は特に印象的でした
2019/06/03
ほんとに日本語を深い所まで理解しているんだなと感じます。(理解しようとしている姿勢を感じる)
”二人の面影だけが残りますように”
”二人だけの面影が残りますように”
同じ言葉で、入れ替えているんですが
ニュアンスがここまで変わるのかというのは発見でした。
応援しています!
2019/06/04
コメントありがとうございます!
お褒めの言葉、いつも励みになっています!
pond1120さん
コメントありがとうございます!
身に余るお言葉です。
そう言ってくださって本当に嬉しい限りです。
ご期待に添えるかどうかは分かりませんが
僕なりに精進して参りたいと思います。