作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

冷めた缶コーヒー　真夜中なのに赤い缶
ボロい車　安い煙　もう聴き飽きたBGM
不満か弱音か判らない疲れた声を
笑いに変えるテクノロジー　背中を押すアイデア

情熱があればその分だけの
恥ずかしい思い出と傷の数
まるで何でも出来るかのような
あの日の僕らを夢に見る

苦しい時ほど　嗚呼、僕たちは
ユーモアを傘にして雨を凌いでいた
例えばゴミの山の中でも
持ち合わせでお城を作り上げてみたり


人には寛容に自分自身には厳格に
“馬鹿になる”がポジティブ思考なら
ヒトは衰退の一途
泥臭い部屋でまたこれからの話をしよう
こたつの上のイデオロギー　凍りついてしまう前に

血眼になってまでの粗探し
それでようやく保てるような存在価値
まるで何でも知ったかのように
鼻を高くして馬鹿になる

流れる汗を　嗚呼、僕たちは
苦に思うような暇もなく頭を使っていた
自分の中のたまの甘えと
それに対する罪悪感に悩まされたり


命を失くした生き物を
途端に触れなくなるように
まるで得体の知れないモノで
賑やかな今を生きている

振り返ってみても　嗚呼、僕たちは
昔のあの時にはもう戻れないんだもんな
イージーカムイージーゴー
リルハイリルロー
だから流行りの歌なんかこう歌ったりして

いつしかゴミの山の中でも
自分の手でお城を作り上げる為に

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