新規登録 ログイン
なし
sabrina_no_hana 投稿 - 2019/05/21 更新 - 2019/05/21 0 Comments 254 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
つまらない唄を口ずさめば
そっと暗い窓辺から
月の光が差してくる
行方知れずの「覚悟」とやらを
横切る飛行機が全てもっていった
ありがとう 困っていたんだ
似合わないキザな言葉を
思いついてしまって
むせてしまった ああ ノートに記そう
いつか燃やしてしまおう

造花に水をやり忘れたら
そっと暗い窓辺から
月の光が差してくる
手なずけた「孤独」とやらは
暴走族の人たちをもってしても
其処から動くことは無かった
元々此処にしか無いものだから
寂しさを無性に抱きしめたくなった
似合った凄惨な情景が
また思いついてしまって
うなだれてしまった ああ ノートに記そう
いつか読みかえしてしまおう

いつも通りの絶望が
悪ふざけをしだしたら
美しい旋律が
ノイズにきこえだしたら
無邪気な犬が
優しさを貪り喰らいだしたら
そっと暗い窓辺から
月の光が差してきた
月の光が差してきた

夜の空も、青空といえば青空な気がする。
タグ : [ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録