死に対していつだって祈る事しかできない
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慕情の夕暮れ 街に凪
何処に行こうとも 寂しい心
トタンの屋根を雨音がうちつけ
斜陽の影に心は陰り
日々恙無く 嵐訪れようとも
私は生きている
それと同時に
死んでいく心に目を伏せ
コップ一杯の水すら飲みきれず
甚だに荒れゆく旅路を歩む
快晴に心晴らせば
霹靂に刺され
私は生きていく
祈るしかなくとも
私は生きていく
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