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桜の季節に想いを寄せて
nyori 投稿 - 2019/04/18 更新 - 2019/04/18 0 Comments 442 Views
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今年も桜が散っていく
掃除の人は大変そうだ
大きな袋を引きずっている
その側にまた 花弁が落ちる
この季節が終わるまでは

時間の流れを感じるね
何を今更 毎日が違うんだよ?
それは知っているけれど
僕が言いたいのは そこじゃない

出会いの数だけ別れがある
最終的には "さよなら"だ
悲観的になるなら誰とも関わるな
…なぁんて 無理だよね 知ってる
でも それでも 君に会いたい
あの頃の君に

気付けば暑くて 寒くなる
ゆらり揺られて違う軌道に
あの人はまだあそこにいるかな
舞い散る桜に手を伸ばす
後ろで箒の音がした

季節が巡ってまたここに
そうだね 今年も桜が咲いた
並木道が綺麗だね
ここは始めてきた場所だけど

花は咲いては散っていく
枯れてる間は誰も見ない
春にはここでお花見をしよう
なんて言葉は聞こえてこない
だから僕は ここで誓うよ
ここでまた君に会うって

何度繰り返しても そこに君はいない
巡り巡って また次の季節に
耳元で今囁いたって
君に聞こえないのなら
何度だって叫び続ける
桜の咲かない季節に行って

最後に交わした「さよなら」だって
ふやけて消えて忘れてく
君は今どこで笑っているの?
なんてね そこに居場所は無いのに
寂しいのは僕だけで
進めてないのも僕だけだ

出会いの数だけ別れがある
最終的には "さよなら"だ
悲観的になるなら誰とも関わるな
…なぁんて 無理だよね 知ってる
でも それでも 君に会いたい

桜が似合う あの頃の君に
僕のことを知っている 君に
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