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同じ道をまた歩くなんて真似、普通の人ならきっとしない
nyori 投稿 - 2019/04/11 更新 - 2019/04/13 1 Comments 452 Views
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何度も歩いたこの道も
とうとう今日でおさらばだ
何の思い入れもない訳だが
どうも去りにくい気がしてくる
全部一時の気の迷いだってのに
とんだ迷惑な話だ

初めて君と出会った場所
上手くいかなくて泣き腫らした目
知らなかった自分を知ってしまった
こんなにも人は変わるものかね?
まぁ…そうなんだろうね

二歩歩いて一歩下がる
陽が傾いて 視線が痛い
もう二度と来ないのならば
何をしたっていいんじゃないか
全部一時の気の迷いにするんだろ?
最高の案じゃないか!

同じ日々を繰り返して
その中で変化を恐れて一人戸惑う
毎日だって本当は違う
君の顔も中身も
明日にはどこか変わっている
それに気付けるかどうか
それが誰かに
課せられた任務だと思わないかい?

何度も歩いたこの道も
明日にゃきっと無いんだろう
清々するね そんじゃさよなら
振り返らずに空を仰いだ
この気持ちも一時の気の迷い
とんだ迷惑な話だ

君と初めて歩いた場所
ここで何とか写真を撮った
手だって触れることまではできた
こんなにも人が変わってしまった
いつになったら 戻るんだろうね
君を知らなかった頃の道に
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1 Comments

kayumakayuma
2019/04/13
あって当たり前だと思っていた小さな店がいつの間にか無くなっている。
小さな薬屋、酒屋、米屋など。時代の幕開けといってしまえばそれまでですが、やはり寂寥感は残りますね。
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