作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

風鈴の趣きが青空に映えるときも
淑子の体は震えていた
耳を劈いた優しいあの叫び声は
いつか走馬灯となって現れるだろう
苦しい。苦しい。とても苦しい。
なあ淑子

涙と吐物、混ざる夜。
淑子は祈る
「どうか。どうかお願いします。わたしを許してください。恨まないでください。」
ちぎれる音がきこえてくるよ
あらゆるもののちぎれる音が

夢で見たんだ
陽に灼けながら
目から血が止まらない
夢で見たんだろう
陽に灼けながら
目から血が止まらない
「匂いがどうしてもとれない」
辛い。辛い。とても辛い。
なあ淑子

涙と吐物、混ざる夜。
淑子は祈る
「どうか。どうかお願いします。わたしを許してください。恨まないでください。」
公園で遊ぶ名も知らぬ園児等を
曇ったガラスの眼(まなこ)で見つめる
どうする淑子。なあ淑子。
お前も一緒に向こうへ行くのか？
なあ淑子。嗚呼、淑子。

涙と吐物、混ざる夜。
なあ淑子。嗚呼、淑子。

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