作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

夢ならどれだけよかっただろう
想い出は募るばかり
この想いは消えるのを待ってる
どんな今日だって愛せると思った
あなたさえいればそれでよかった

忘れ物を取りに行った
宛てもなく タラタラ歩いた
石の下もゴミ箱の中も
何かしら落ちているのに
私の探してるものはどこにもない

全てをちゃんと覚えてる
手に触れたのも 名前を呼ぶ口先も
目を閉じて弄れば
目の前にあなたはいる
もう少しだけこのままでいさせて

紙に書いては消して捨てていた
生きることも簡単に
諦められたらどんなに楽だろう
私を縛るものはこの世にはないのに
どうしてそれを躊躇うの？

雨が降って来たから
足を止めて雨宿りをした
隣にあった自販機の下
小銭を見つけたのに
拾うことなく目を背けた

今でもあなたを探してる
眺めた手も 振り返って笑う顔も
空を眺めて息を止めたら
もう一度抱きしめてくれる
ダメな私をあと少し許して

自分が思うより
あなたに恋をしていた
些細なことでも 色づく世界は
呆気なく閉じていき
私だけを残したまま
あなたの悲しみも苦しみも
私には届かない
自分が思うより 私は役立たず

全てをちゃんと覚えてる
それだけが私に残された最後の願い
目を閉じても息を止めても
手の届く距離にいないなら
いっそ全て忘れましょう

…それができたなら
あなたは戻って来てくれる？

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