青く濁る 冷たい 水銀灯
僕らはまだ 脆い トートロジー
夜の深いところで 歩いた サブマリン
伝えて 伝えて 逃げてないで
1A
波うっている 道路標示
小粋な かんむり 沈めて
歩道橋から のぞいた空を
僕らを 隔てる 鎖が
1B
2人の色を 取り替えたとしたら
味のしない この 景色が
1サ
くだらない暗号も 飛び超えていま
捕まえてる 淡い 心臓音
どうしようもないその 辛さに 連れ込まれ
消えゆく つながり だとするなら
2A
いつも笑顔は 酷く弱く
無粋な 御伽の ヒロイン
真っ逆さまに 消える魔法が
融けてく 隙間も ないほど
2B
膝を抱えた ペレストロイカなら
芝居が満ちゆく その前に
2サ
つまらない日常に 鍵かけてほら
抱えている 苦い ドレスコード
かけがえのない帰路の 水面(みなも)を 透かしたら
カウント 重ねて こちら側へ
3B
可能な限りの 強さを 握り
窓をあければ見える から
3サ
意味のない称号も 縛るものなら
壊してく 甘い ノスタルジア
心配はいらないさ 鈍色 放浪記
錆びれた 未来も 青く裂いて
3サ´
笑って 笑って 笑っていて
交わしたのは そんな 青のサイファー
僕らはまだ 脆い トートロジー
夜の深いところで 歩いた サブマリン
伝えて 伝えて 逃げてないで
1A
波うっている 道路標示
小粋な かんむり 沈めて
歩道橋から のぞいた空を
僕らを 隔てる 鎖が
1B
2人の色を 取り替えたとしたら
味のしない この 景色が
1サ
くだらない暗号も 飛び超えていま
捕まえてる 淡い 心臓音
どうしようもないその 辛さに 連れ込まれ
消えゆく つながり だとするなら
2A
いつも笑顔は 酷く弱く
無粋な 御伽の ヒロイン
真っ逆さまに 消える魔法が
融けてく 隙間も ないほど
2B
膝を抱えた ペレストロイカなら
芝居が満ちゆく その前に
2サ
つまらない日常に 鍵かけてほら
抱えている 苦い ドレスコード
かけがえのない帰路の 水面(みなも)を 透かしたら
カウント 重ねて こちら側へ
3B
可能な限りの 強さを 握り
窓をあければ見える から
3サ
意味のない称号も 縛るものなら
壊してく 甘い ノスタルジア
心配はいらないさ 鈍色 放浪記
錆びれた 未来も 青く裂いて
3サ´
笑って 笑って 笑っていて
交わしたのは そんな 青のサイファー
2 Comments
2019/04/06
きなこさんの詞は難解寄りなのですが、そこに少しだけメルヘンの香を添えて
読者に手をさしのべてくれるんですよね。
“メルヘン添え”はきなこさんの特許と言っても過言ではない笑
今回は1.2サビが特に好きです。
「だとするなら」「この 景色が」「その前に」など
後にわざと余白を残して読者に想像の余地を与える所も相変わらずにくいです。
今回の最難解箇所↓
膝を抱えた ペレストロイカなら
芝居が満ちゆく その前に
については解釈を楽しみます。(休日なんで)
2019/04/24
ううっ…とても嬉しい言葉が連なっています…感無量です…!
メルヘン添えの称号を頂いたのははじめてです…(笑)
自分が書いたものの解釈を考えてくれる人がいるということが、どんなに有難いことか…。
よろしければ解釈の結果を教えていただきたいものです(^ν^)