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celery 投稿 - 2019/03/30 更新 - 2019/03/30 0 Comments 244 Views
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氷のぶつかる音で目が覚めた
繊細な君の頬にそっとキスをするよ

冷えたコーヒー
怖がらないで

世界にたじろぐ
記憶が掠める
手放したグラスが濡れて

絶版になった恋心に
擦りきれた感傷を抱いて
ふわり揺れる午後

ガムシロップを忘れた
飲み損ねそうなコーヒー
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