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喪失の春。
pond1120 投稿 - 2019/03/18 更新 - 2019/03/21 5 Comments 354 Views
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mizumizumanbou0502a_shindohyumemigati3
哀しみを胸に抱えて 僕らは行く
幾つかの夢を潰し 君は嗤う

瞬間の連続さ 季節は色を失くした
散る花の価値を問う それは終末か始りか

青春の日々を僕らはただ眺めて
行動の術を忘れ 人の心を恐れ
美しくなりながら 転がり落ちる

愛すべきものが増えて 人は壊れて
愛されるべきはずの僕は 唾を吐いた

揺れる蒼 泡沫の人 敏感な皮膚感覚
君に一番言いたいこと 「青春は終わる」

青春の日々を僕らはただ眺めて
散る花を無視して 駆け抜けていた
駆け抜けていたんだよ 君もそうだろ?

揺れる蒼 泡沫の人 敏感な皮膚感覚
君に一番言いたいこと 「青春は終わる」

青春の日々を僕らはただ眺めて
行動の術を忘れ 人の心を恐れ
美しくなりながら 転がり落ちる

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5 Comments

yumemigati3yumemigati3
2019/03/18
この固い単語と柔らかい単語の不揃いなミックス。
ジャリジャリした読後感は狙いなんでしょうね~。

多分、それも含めて喪失感とか青春のあれこれを滲ませてるんだと感じました。
深読みしすぎてたらすみません。

ただこの歌詞の魅力を完全に引き出すとなると、
作曲とボーカルへのプレッシャーがハンパない気もしますが(笑。

でも好みです! GOODさせていただきます。
a_shindoha_shindoh
2019/03/18
素晴らしい詞だけに、なかなか濃い青春だと思います。
愛されるべきはずの僕は 唾を吐いた
このフレーズは、視野が広くないと書けないですよ。すごいです。
詞で伝えたいのは、「青春は終わる」
作者が伝えたいのは、「美しくなりながら 転がり落ちる」
なのかなって思いました。
つまりは大人になって汚くなる。なんて想像してみたり、です。
goodさせて頂きました。
manbou0502manbou0502
2019/03/18
メッセージ性も説得力もあるのに、くどくないというか、押し付けがましくないのは、巧みな言葉選びの妙でしょうか。

君に一番言いたいこと 「青春は終わる」

↑インパクトが強くて、この詞の肝とお見受けするだけに、音と合わさった時の形がどうなるのか気になりますね〜。
mizumizumizumizu
2019/03/18
これを読んだとき、羊文学の『ドラマ』という曲が思い浮かびました。

青春とは、儚くも美しく、不恰好で不器用で、一瞬で永遠で。
心が揺らぐような、静けさの中の嵐を感じました。
pond1120pond1120
2019/03/21
さくさん
コメントありがとうございます。
ジャリジャリ感という感覚が自分の中にはない表現でニヤニヤしてしまいました。
不揃い感は確かに意識したと思います。青春の危なっかしさとでも言うのでしょうか。
深読みは嬉しいです。しっかりと深みを持たせたいと思っているので。

曲はあるんですよね。がっつりマイナーコードで。
イメージとしてシロップの五十嵐の声かなぁ。

新藤さん
コメントありがとうございます。
色々と意味を考えて下り書き手としては嬉しい限りです。
あまり具体的なことを書くと面白くなくなってしまうと思うのですが
「美しくなりながら 転がり落ちる」
は思い出を勝手に美化して、時間を浪費していることへのアイロニーでした。

マンボウ君
コメントありがとう!
押し付けないというのは詞を書くにあたって一番意識していることかな。
マンボウ君は青春しているかい?
いっぱい甘酸っぱいことしておいたほうがいいぞ!笑

みずさん
コメントありがとうございます。
その楽曲は知りませんでした。
でも、私が書きたかったものをミズさんが間違いなく感じて下さっていたようで
安心しました。
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