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昔に書いた詩って、未熟さも感じるけど今じゃ書けない感性を感じてしまいます。高校三年生の私はこんな歌詞を書けていたんですね。
pond1120 投稿 - 2019/03/03 更新 - 2019/03/07 4 Comments 542 Views
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yumemigati3manamomanbou0502
空が暮れ始める駅のホーム
押し寄せる人の波に流されて

運良く座ることが出来た電車の中
向いの席には君によく似た人がいた

もう、今日が終わろうとしていた

人は戻れない時間の中で何かを失い
影を背負いながら生きている
電車に揺られ 君の事を思い出していた


鞄の中からイヤホンを取り出して
君が好きだった歌を流した

いくつかの景色と駅をこえて
気が付いたら向いの席は空いていた

隠れていた夕陽が目に沁みた

人は帰れない道と知りながら 何故か
遠い街を眺めては泣いている
終点の頃には 空には星が降っていた


誰にでもある暖かい心のHome


人は戻れない時間の中で何かを手にして
過去を背負いながら未来へと


もう帰れない 今を生きる 僕らだから
一人ぼっちの帰り道 涙はそっと隠しておいた



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4 Comments

manbou0502manbou0502
2019/03/03
気が付いたら向いの席は空いていた

↑ここの現実感というか、想い人に似ている人だからってどうなるというわけでもない遣る瀬無さが切なくて良かったです。

高3でこのレベルまで行きますかぁ…。すごいです。
僕の高3といえば、ちょうどコイケさんと出会った時くらいですかね。笑
manamomanamo
2019/03/04
学生っぽくて良いなあ
甘くてほろ苦くて沁みますね
好きな人と似た人物って見ちゃいますね〜
表現が難しくないので共感できます!
yumemigati3yumemigati3
2019/03/04
昔の自分の書いたものに色々教えられることって多いですよね。
あれ?退化してんじゃん(笑。みたいな事故になったり。

ともあれ、ナイーブな感性と技術が同居する、
短編小説のように読みごたえのある作品だと思いました。
駅のホームから心のhomeへとまとまる流れも好みです。
pond1120pond1120
2019/03/07
マンボウ君

なんか勝手にドキッとしたり、シュンってしたり・・・笑
高校生は多感なのです!笑

まなもさん
甘くて、ほろ苦いですか?良かったです!
私の場合、好きな人と似てるとか関係なく、女性の事は目で追っています。
はい。恐らく変態です。笑

さくさん
感受性は磨かないと劣化しますよね。
日々に心が煩雑になったすると、もう事故多発。

ただ、10年程経過すると、最早客観のレベルを超えて
他人の作品?みたいな感覚もあったりして逆に面白いです笑
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