作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

一、
あなたが好きだった　アネモネの花
今年も少しで　終わりを告げる
薄れゆく希望　此処(むね)に抱きしめ
歩き出しましょう　ただひとり

どちらかと云ったら　夢中になったのは
きっとそうなの　わたしの方ね
清純無垢って　恥ずかしいほど
似合いすぎていた　幾とせの戀(こい)　　

わたし古くさい　おさげ髪
時代錯誤な　白いワンピース
いつまで経っても　棄てられぬ侭(まま)
時にひとり　残されていく・・・

吹き抜ける風の中で　想うの
あなたは幸せですか？
そんなことを　考えています
五月の花便り

　　
二、
せめてあの頃に　戻れたら
今が少し　変わるかしらと
白髪混じりの　髪を結っては
水鏡　覗いたりして・・・

遠ざかる懐かしい　季節の
プリズム想いは巡る
あなたは今　何処にいるでしょ？
風の丘にひとり


吹き抜ける風の中で　想うの
あなたは幸せですか？
そんなことを　考えています
五月の花便り

風の丘にひとり　

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