玉山です。あなたの為の僕を殺す、自立の春。君に幸あれ。
ガムテープをちぎって貼って閉じ込める箱の中
大切な物いらない物 混ぜこぜに
昼下がり 淡々と荷造り作業こなす
窓に薄い埃が舞って引っ付いた
眩しい日差し 隠したアザを照らし 込み上げるよ
喜怒哀楽を捨てても尚、疼く空っぽな日々が
だんだん息絶える
そんな僕のスーサイド
この僕が
この僕を
殺めてそして授かる光
罰を払って呪縛を解いて息を吹き返す
たった一人の自分が自分を愛せるように
愛情を盾にすれば許される大罪は
母性という自己愛の依存性
かいがいしい干渉の恐怖と無関心に凍える
咲かせない花 青い蕾はかたく
いつでも僕を先回りして何もかも決めつける未来
「心配」という強迫を背に後ずさりも出来ずに
空に堕ちて吸い込まれたら
星になれるね
あんなにも
こんなにも
ぬくもりが痛いくらいなら
僕の形 僕の声を残したままで
密やかに死にながらそれでも生きていたいなんて
あなたのすべてが僕であっても
僕のすべてはいつも胸の奥深い魂(ここ)にある
魂(ここ)にある
荷物を今積み終えた
もう戻らない場所だ
アルバムは置いて行く
言葉のない遺書のつもりです
だんだん息絶える
そんな僕のスーサイド
この僕が
この僕を
殺めてそして授かる光
罪を拾って灰に埋めたら春を待ち伏せる
たった一人の自分を取り戻して
いつかあなたのすべてを抱きしめたいから
大切な物いらない物 混ぜこぜに
昼下がり 淡々と荷造り作業こなす
窓に薄い埃が舞って引っ付いた
眩しい日差し 隠したアザを照らし 込み上げるよ
喜怒哀楽を捨てても尚、疼く空っぽな日々が
だんだん息絶える
そんな僕のスーサイド
この僕が
この僕を
殺めてそして授かる光
罰を払って呪縛を解いて息を吹き返す
たった一人の自分が自分を愛せるように
愛情を盾にすれば許される大罪は
母性という自己愛の依存性
かいがいしい干渉の恐怖と無関心に凍える
咲かせない花 青い蕾はかたく
いつでも僕を先回りして何もかも決めつける未来
「心配」という強迫を背に後ずさりも出来ずに
空に堕ちて吸い込まれたら
星になれるね
あんなにも
こんなにも
ぬくもりが痛いくらいなら
僕の形 僕の声を残したままで
密やかに死にながらそれでも生きていたいなんて
あなたのすべてが僕であっても
僕のすべてはいつも胸の奥深い魂(ここ)にある
魂(ここ)にある
荷物を今積み終えた
もう戻らない場所だ
アルバムは置いて行く
言葉のない遺書のつもりです
だんだん息絶える
そんな僕のスーサイド
この僕が
この僕を
殺めてそして授かる光
罪を拾って灰に埋めたら春を待ち伏せる
たった一人の自分を取り戻して
いつかあなたのすべてを抱きしめたいから
22 Comments
2019/02/09
つまり大人になるってことは、子供だった自分から生まれ変わって旅立つことみたいだな、ってことで良いのかな? 子供の自分と決別し、母や家族と決別し、一人巣立っていくって感じ?
2019/02/09
コメントありがとうございます。
恐悦至極でございます。
ふふふ。わかりづらいかな、とは思ってました。
過干渉の母親から自立する息子を描いたものです。
自我を持つことを許されず、自分を殺して親に支配され続けた子が
今度は親の為に生きる自分を殺して自立を選んだ話です。
実は親戚の親子がモデルだったりします。
家を出る=親子の縁を切るくらいの大変さです。
世の中には我が子に自我が芽生えると困る母親も大勢いるそうです。
我が子を自分の一部として感情もすべてコントロールしようとする。
現代社会の闇といいますか。
親の支配に苦しんでいる人が、自分の親戚の子のように家を出て
ちゃんと自分の意志で生きてほしい、そんな詞でした。
タイトルの「だんだんスーサイド」は、ビルエバンスの死について
「長い時間をかけて自殺しているようだった」という話を何かで読んで、今回
「自我を殺す」「支配された自分を殺す」二つの心境の表現に使ってみました。
説明の機会をいただきありがとうございました。
2019/02/09
言葉のない遺書のつもりです
↑ここすごく好きです。
主人公の決心とか、それでも心のどこかの母親への情なんかも垣間見えて。
ただ、全体的に少し連の一つ一つが冗長な印象ですかね〜。
もう少しコンパクトでもいいかもです!
でもこれほどの世界観、長くなるのも頷けますがね。笑
2019/02/10
世界観や意味が飲み込めれば、これはこれで共感を呼びそうな気がします。
2019/02/10
goodとコメントありがとうございます。
恐悦至極でございます。
「遺書のつもりです」はまさに決心と拭えない情を意図していて、ここだけ空気を変えたくて“です”にしました。
ドンピシャな解釈ありがとうございました。
連が冗長とのご指摘ですが
はい。冗長です。冗長上等(韻w) だってメロのり最高だもん(特にサビ)
だから許してくださーい。
と、冗談はさておき
今回はテーマが伝わりづらい、裏を返せば伝えにくい詞だと着手して最初に感じました。かなり多くの言葉を削って、削って、削ってこれでもスリム化したつもりです。
自分は短い言葉やセンテンスをパズルのように組み合わせて完成形を目指すというよりは、もともとある一つの塊を形にしていくタイプのようで、言葉と言葉、連と連の前後も一連としており、比較的センテンスが長めである傾向にあります。情景描写は必ず入れたい性分ですし。
そういった特性をふまえた上でマンボウさんはアドバイスくださったのだと理解しています。まのびして見えたのでしたらそれはもう、言葉の吟味不足としか言いようがない笑
さくさんには理解不能と言われ、マンボウさんには冗長と言われ...
ダメじゃん笑笑 くそう。次!! 次はギャフンと言わせたるッ(>_<)
ありがとうございました。
2019/02/10
ぐーっと胸が締め付けられるような歌詞でした。
自分はとても好みです。タイトルも素敵でした。
2019/02/10
即ち、とてもテーマ性と詞がマッチしているということです。
意外と、長さは気にならなかったです。
割と気にするタイプなんですが笑
あと、詞が難解とか諸々置いておいたとして
随所にグッとくる表現があり、そこは玉山さんのセンスなのかなと思いました。
応援してます!
2019/02/11
2019/02/12
曲名からすると、自殺という手段を選ぶのかと思いきや、最後にはいつかあなたのすべてを抱きしめたいという、未来に思いを馳せているところでも、自殺ではなく自立を描いていることを示唆しているのですね。
テーマを知らずに読んで、読み手が解釈するもよし、背景を理解してから読むもよし、いろんな角度から読める作品だと思います。
2019/02/13
goodとコメントありがとうございます。
恐悦至極でございます。
サビいいんですよ~♪僕のスーサイド この僕がこの僕を
が特に(超自画自賛ww)
って音無しで何を言ってもですが笑 音はいつか、イツカ...(小声)
2019/02/13
goodとコメントありがとうございます。
恐悦至極でございます。
今回はテーマを伝えるのに非常に苦戦しました。。
精進あるのみですね。応援よろしくお願いします!!
2019/02/13
goodとコメントありがとうございます。
恐悦至極でございます。
「咲かせない花」は実はタイトルのだんだんスーサイドと並んで
絶対にハズせないキーワードだったんですよ!自分の中では!
なのでとー~っても嬉しいぃ~です!!!! ありがとうございました。
2019/02/13
goodとコメントありがとうございます。
恐悦至極でございます。
「自殺」という言葉が混乱をまねくであろうことは承知の上で、
自我を極限まで抑制するとはすなわち「自殺」であるとの個人的な考えから
この言葉はゆずれませんでした。
ですが、解釈は浩志さんがおっしゃるように読み手の自由ですから(=^・^=)
2019/02/13
灰帝シリーズも佳境です。私も頑張らねば。
2019/02/14
コメントありがとうございます。
恐悦至極でございます。
「情」があってこその人間なのかな、と思うのでございます。
灰帝シリーズ毎回楽しみです。 (怖歌シリーズ復活も)
2019/02/14
goodありがとうございます。
恐悦至極でございます。
励みになります。
2019/02/14
自分を愛そうと思っても変われないまま消えていく。
そんな感じがしましたが、様々な解釈が広がる素敵な歌です。
2019/02/16
goodとコメントありがとうございます。
恐悦至極でございます。
自己肯定できない「僕」がいつか自分を肯定できる日がきますように
との願いも込めつつ書いてみました。ありがとうございました!
2019/02/17
哲学的な要素に若い子が旅立ちの日に思う過去との決別。
テーマも面白いな!
てかテーマ難しいのにこんなにはっきり言葉を紡げる技術が素晴らしい!
2019/02/23
goodとコメントありがとうございます。
恐悦至極でございます。
難しいテーマに挑んだばかりに色々と課題が浮き彫りになりました。
スルスル読めてちょっと響く詞が目標にもかかわらずわかりづらいという笑
精進します。今後ともよろしくお願いします。
2019/02/23
goodありがとうございます。
恐悦至極でございます。
励みになります。
2019/02/23
goodありがとうございます。
恐悦至極でございます。
励みになります。
思いもよらぬ初ミリオン!感激です!!