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手毬唄詠みでm(uu)m
rose27 投稿 - 2019/01/14 更新 - 2019/01/14 0 Comments 404 Views
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壱、

川の水面に石を投げ
水切り遊びひなた中
霞んで見えぬその姿
誰を待つ身の背中かな

朝な夕なに想うのは
いつも貴女の艶姿(アデスガタ)
押えきれないわが胸に
滾々(コンコン)落ちる水ノ音が


弐、

憂いを秘めたその笑みは
身を妬く程に鮮やかで
幾千年の時空(トキ)も超え
ささらの舞に憩う秋

朝な夕なに奏でるは
絶えず貴女の悲しげな
雲雀(ヒバリ)の声と流下(リュウカ)する
更々(サラサラ)輝かる砂の色


参、

愛でる瞳見詰れば
頬(ホ)を紅らめる宵の中
絡めた指に落ちる雨
貴女の衣(コロモ)濡らす雨

朝な夕なに染まるのは
あざやか過ぎるその姿 
慕い続けるこの胸に
溢れ零れる恋心  


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