彼はそう云う
ここには何も無いと
窮屈な感性は
蓋を揺らすこともない
静かに揺蕩う
例えようのない問い
退屈は安寧で
まともじゃいられない
命が哭いている
か細い声で
言葉に支配され
それでも尚
彼は嘆いてる
何も変えられないと
感動は生き物で
作り物じゃない事
然れども抗い
迷い 憂い 踠きながらも
何かを生み出す
それが命ならば
夜を纏いて 星を描くそぶりで
宇宙が溢れ出す 水面が揺れる
命が哭いている
魂を掻き乱す
何の変哲も無い
道理の上で
命は哭いている
喉が枯れるまで
言葉が要らなくなるまで
歌う
唄う
謳う
詠う
謡う
うたう
9 Comments
2019/01/04
今年もよろしくお願いします。
語彙力がすごいですね!
命が燃えている期間の大半を支配しているのは言葉なのかもしれません。
その言葉が要らなくなるその瞬間まで、悔いのないように命に力強く哭かせておきたいものです。
2019/01/04
新年の抱負ソングと言ったところですね。
是非、その命の声を聞かせてください。期待しています。
2019/01/05
命が哭く
言葉が要らなくなる
その状況を 自分だったら と思わず考えてしまいました。
あと、最後の「うたう」漢字の順番
考えあってのことだったり、します?(興味津々)
あけおめです。
今年もよろしくお願いします。
2019/01/05
壮大だけれども、どこか身近さを感じさせるのもスゴイ。
新年早々ミズさん節全開ですね!
2019/01/06
コメントとgoodありがとうございます。
そして明けましておめでとうございます。
新年一発目ということで、気合を入れて力強い作品にしたかったのでそう感じていただけたなら嬉しいです。
今年も宜しくお願いします!
2019/01/06
goodありがとうございます。
さくさん
コメントとgoodありがとうございます。
そうですね、抱負を述べた感じの作品です!
作曲にも力を入れたいのですが、いま環境の問題でギターが弾けず…なんとか頑張りたいです。。
2019/01/06
コメントとgoodありがとうございます。
余韻大事にしてますので嬉しいです!
うたうの部分ですが、
最初は漢字で最後はひらがなになっていくのは、歌を歌っているという意識から、徐々に無意識に自然に口遊むようなうたに変わっていく感じを出したかったのでそうしました。分かりづらい説明、表現ですみません…汗
明けましておめでとうございます!
今年も宜しくお願いします。
2019/01/06
コメントとgoodありがとうございます。
今年は自分らしさを維持しつつ、色んな歌詞を投稿できればいいなぁと思ってます!
マンボウさんの作品もいつも楽しみにしてます。
今年も宜しくお願いします。
2019/01/06
goodありがとうございます。