公園の 夜の遊具には
陽を浴びた 子どもの声が響かない
公園の 夜の遊具には
呑みすぎた 大人の酔いが響いてる
その人は なにか吐いている
その中に 楽しい形もないのに
その人は 朝を待っている
終電の 厳つい顔に目を背け
ひんやり冷たい鎖の
ブランコに腰を下ろしてる
遠くで点いてる灯りの
当たらない場所で 待っている
無数の 星が生きて死ぬ
銀河の 渦の下の下
世界の 神が手に余す
宇宙の 下の公園で
ブランコ 叩く風が
ちょっと気持ちいい
公園に そっと聞いてみた
君たちは いつまでここにあるのかと
公園は 少し照れながら
君たちの 気持ちが晴れるときまでさ
その人は 少し漕いでみた
ブランコを きいきいさせて漕いでみた
その人は 少し泣いていた
少年の 自分が見えて泣いていた
ひんやり冷たい夜風が
ブランコの揺れに合わせてる
子どもに大人に見られず
むかついた胸を 撫でている
静かな 揺れがあふれ出す
次第に 揺れはでかくなる
小さな 揺れが爆発し
巨大な 揺れのビッグバン
鎖は 火花まき散らし
火花は 星に瓜二つ
宇宙が ここに生きて死ぬ
男は 今や神のよう
私は 今や神なのだ
銀河を 漕いで産み落とす
深夜の 狭い公園で
宇宙を 創る平社員
ブランコ 止めてみれば
酔いが回ってる
陽を浴びた 子どもの声が響かない
公園の 夜の遊具には
呑みすぎた 大人の酔いが響いてる
その人は なにか吐いている
その中に 楽しい形もないのに
その人は 朝を待っている
終電の 厳つい顔に目を背け
ひんやり冷たい鎖の
ブランコに腰を下ろしてる
遠くで点いてる灯りの
当たらない場所で 待っている
無数の 星が生きて死ぬ
銀河の 渦の下の下
世界の 神が手に余す
宇宙の 下の公園で
ブランコ 叩く風が
ちょっと気持ちいい
公園に そっと聞いてみた
君たちは いつまでここにあるのかと
公園は 少し照れながら
君たちの 気持ちが晴れるときまでさ
その人は 少し漕いでみた
ブランコを きいきいさせて漕いでみた
その人は 少し泣いていた
少年の 自分が見えて泣いていた
ひんやり冷たい夜風が
ブランコの揺れに合わせてる
子どもに大人に見られず
むかついた胸を 撫でている
静かな 揺れがあふれ出す
次第に 揺れはでかくなる
小さな 揺れが爆発し
巨大な 揺れのビッグバン
鎖は 火花まき散らし
火花は 星に瓜二つ
宇宙が ここに生きて死ぬ
男は 今や神のよう
私は 今や神なのだ
銀河を 漕いで産み落とす
深夜の 狭い公園で
宇宙を 創る平社員
ブランコ 止めてみれば
酔いが回ってる
2 Comments
2018/12/31
ストレスだらけの社会を生きる大人たちに、静かな時間を提供する憩いの場なのかもしれません。
2019/01/02
とてもリアルな詞。
最初から最後までひきつけられる表現力はさすがです。
アサキストさんの詞をいつも楽しみにしております。
今年も勝手によろしくお願いします。