作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

どうしても足りないことは
例えば吐息とかで埋めてみる
また夜を行く一人もぐら


今でも何か探している
ブロードウェイ辺りをウロついて
曖昧な彷徨いでは
無くしたものにしか気づけないね

窓ガラス叩き割るような
あの衝動は夜にだけ咲いて
翌る日目覚めた時は
また腑抜けの俺に戻ってるんだろ

漫画も音楽も手に取らなくなって
勇気の探し方忘れてしまった

どうしても足りないことは
例えば吐息とかで埋めてみる
君の声が少し近くなる
捨てた分拾ったものもあるさ

今でも見えない理由は
多分窓枠とかに置いてきた
また夜を行く一人もぐら


立てないほど打ち拉がれた
事なんてなくなんとなく擦り減って
それすらも定めだなんて
思いたいわけじゃなかったのにな

夜の帳は落ちて今まさに
醒めた影が遠のいて俺を撃つ
眠気がなきゃもう少しは
戦えるはずなんだけどもうおやすみ

仕事や生活のせいにするほど
夜を恨む気持ちは重くなる

どうしても足りないことは
例えば吐息とかで埋めてみる
偽りで掻き消した雨は
真実を溺れさせる海になる

今でも消えない鼓動に
意味はあるけれど求めないで
また夜を行く一人もぐら


どうしても足りないことは
例えば吐息とかで埋めてみる
居残りの古いアルコールランプ
点かないなんて決めたの誰だよ

今でも消えない鼓動に
意味がないとしても止めないで
また夜を行く一人もぐら

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