夜風が肌を刺し出す頃
この時間ももう終わるみたい
君はご機嫌で 鼻歌歌って隣を歩く
秒針が進むごとに 世界は闇を深めていくよ
たまに来る静寂さえも愛おしくて
一生このままでいてもいいから
宝石のような想いをポケットで固くにぎりしめて
君を横目に僕は歩く ほろ苦く微笑みながら
月明かりが肌を透かす頃
もうタイムリミットみたい
君は楽しげに スキップして前を行く
一歩進むごとに 僕も闇を深めてしまうよ
君との喧騒が何故か恋しくて
ずっとここで立ち止まっていたい
ポケットから出した手は風を哀しく撫でて
月が眩しくて目を伏せる 今日はきれいな満月みたいだ
ずっとこのままじゃ嫌だけど
ずっとこのままでもいいから
君だけの僕を 僕だけの君に
風に靡いた長い黒髪
闇夜に溶けて
シャンプーの甘い香りが鼻をくすぐる
振り向く君と月がきれい
この時間ももう終わるみたい
君はご機嫌で 鼻歌歌って隣を歩く
秒針が進むごとに 世界は闇を深めていくよ
たまに来る静寂さえも愛おしくて
一生このままでいてもいいから
宝石のような想いをポケットで固くにぎりしめて
君を横目に僕は歩く ほろ苦く微笑みながら
月明かりが肌を透かす頃
もうタイムリミットみたい
君は楽しげに スキップして前を行く
一歩進むごとに 僕も闇を深めてしまうよ
君との喧騒が何故か恋しくて
ずっとここで立ち止まっていたい
ポケットから出した手は風を哀しく撫でて
月が眩しくて目を伏せる 今日はきれいな満月みたいだ
ずっとこのままじゃ嫌だけど
ずっとこのままでもいいから
君だけの僕を 僕だけの君に
風に靡いた長い黒髪
闇夜に溶けて
シャンプーの甘い香りが鼻をくすぐる
振り向く君と月がきれい
4 Comments
2018/12/19
「僕」は闇を深めてしまうのか。
いろんな背景が想像できて奥行のある詞だなー。
シャンプーの香りが漂いそうな余韻もあり、大好きです。
2018/12/19
嬉しいコメントありがとうございます。
行間を読む、と言いますか。解釈がびっくりするレベルでドンピシャで驚きです。伝わってよかったです…
2018/12/26
そういうことか〜
だからほろ苦く微笑むのね!
宝石のような想いをポケットポケットでにぎりしめるって、素敵な表現ですね〜
2018/12/27
その宝石は好きな人に見せはしないで、ポケットの中にし舞い込んでしまうのです。
見せられないから、そんな自分が情けなくて固くにぎりしめてしまうのです。