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無駄にタイトルが長くなったユニット時代に書き上げた自信作品です。
rose27 投稿 - 2018/12/11 更新 - 2018/12/15 0 Comments 411 Views
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ao2018316
一、
憂鬱な雨が街を ため息色に変える
土曜の午前零時
フロントガラス越しに 数えた窓の灯り
雫が消してく

見上げた瞳のなか 飛び込む景色さえも
刹那に時揺らすわ
かすかな幻想鏡 痛みが叫ぶ声は
誰も気づかない
      
モノローグの蔓延る つれないこの摩天楼 
真夜中こだまするわ そっと儚く

恋するたびに臆病で 逃げ出してしまうけども 
あなた愛するこの秘め事は きっと隠せないわ 


二、 
センター斜線走る 真っ赤なクルマの影
ビル街 照らすランプ
いくつも夜を越えて 憶えた悲しみたち
傷だけ増えてた

信じた愛の波に 溺れる魚みたい
手探りばかり巧く なって行くのか

薄墨色のこの街に 聴こえ出す啜(スス)り泣きは
あなたの背中じっと見つめる 愛しい苦しみね


モノローグの蔓延る つれないこの摩天楼 
真夜中こだまするわ そっと儚く

恋するたびに臆病で 逃げ出してしまうけども 
あなた愛するこの秘め事は きっと隠せないわ    



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