作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

荒涼な荒野　無機質な岩肌
降り立ったその地は零下の世界

僕らのいた世界とは違う
陽光の届かぬ冷えた世界

取り残された僕　修理不可能
話し相手のいない孤独な世界

見たことないような鋭い氷
50cmばかりの故郷の空気

空は黒く矢が飛ぶような風の音
測定値はマイナス200
孤独な僕の心みたいな数値だ
僕の手にある壊れた機械が飛んでいく
僕と仲間を繋ぐツテが飛んでいく
冷たい風に飛ばされる

僕はスペースウォーカー
遭難したのさ　最新鋭の船に裏切られ
僕はスペースウォーカー
調査するのさ　いつの日か故郷に帰るために
僕はスペースウォーカー
進化したのはなんのためなのさ
僕はスペースウォーカー
旅をするのさ　宇宙の真理を知るために

狂っちまうね　全く違うね
僕の世界と何もかも

太陽が見える　ギリギリの距離
第6世界距離70億遠く離れた赤い太陽

観測値をみた　実測値を調べる
第3世界距離1億案外近い黄色の太陽

命綱が悲鳴をあげる
僕の心も悲鳴をあげる

見てくれたかな残したメモを
たった6文字の言葉
行き先を告げずに飛び出した僕
現実をみろと怒鳴る彼らは目を伏せた
僕の目指す先見て目を伏せた
変わり果てた姿に目を伏せた

僕はスペースウォーカー
取り戻したいのさ　最新鋭の技術を駆使して
僕はスペースウォーカー
醜い争いで失った　僕らのアイデンティティ
僕はスペースウォーカー
データベースの故郷の環境
僕はスペースウォーカー
僕の服も僕の船も　擬似記憶のシミュレーション


やってきたさ　僕の仲間がかけつけてくれた
暗い空から光がさした
僕の仲間は笑っていた
親友がいた　ずっと旅してきた仲間
そいつが握るは　行ってきますの置き手紙　

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