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なし
sabrina_no_hana 投稿 - 2018/11/05 更新 - 2018/11/05 0 Comments 441 Views
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車を走らせていた
空は青かった
窓を開けた
風は心地よかった
トンネルに入った
なぜか暗かった
トンネルはなぜだか真っ暗だった
私は 目を瞑っていた
喉から叫んだ 血反吐を吐いて
食卓の匂いがする
ひどく朦朧としていたんじゃないか Ah

ふと最果てを思うと
麦わら帽子のかわいい少女が
コンクリートの坂道を
野良猫と散歩していた
白いワンピース 白いワンピース
青空のそよ風の日に

我に返った
トンネルを抜けていた 目を開けていた
やっぱり明るい場所だった
まっすぐ まっすぐ
向かうのは またトンネル
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