作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

今まで一度も使うことはなかった　これからも固く閉ざす言葉
「愛してる」なんて簡単に言うほどキザでもなく無責任でもない

一つ伝えるものが少ないからって満たされないわけもない
いくらでも補っていけるさ　例え“好き”という単純さでも

何かが足りなかったわけじゃない　タイミングの問題だった
そう信じている　自分に言い聞かしている

君のことまだ思い出すよ　もう何度も忘れようとしたのに
色あせてはくれないんだね　それがちょっとだけ苦しいよ
今どんな姿でいるのかなんて知ることはないけれど
この心は君のすぐそばにある　一瞬も離れることなく

あれから今までの話をしようか　いや、それはやめておこう
どんな時間にもその存在を忍ばせていたこと秘密にしたいから

吐き出したい衝動にかられて　君の唄を歌うこともあった
愛しさも僕の声も　最後の時から何一つ変わっていない

そんな日々の中　時々想像してしまう　あの生活の中に
「愛してる」の一言が　たった一言があったなら

その言葉に君は照れたかもしれない　笑うかもしれない
「簡単に使わないで」って少しふくれたりするかもしれない
涙ぐんだかもしれない　話をそらすかもしれない
「私も愛してる」ってその素直さで応えてくれたかもしれない

どんなストーリーが待っていても　未来のカギを握ってたこと
今さら気付いたんだ

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