作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

窓の外を彩る雪
あぁ 今年もこの季節がやってきた
テレビの人が告げている
「明日の昼には止むでしょう」
曇った空も晴れわたるくらいに

思い切って外に出た
舞い落ちる白を身に纏う
あの角まで走ってみようか
きっといいことがあるだろうから

この街に降るパウダースノー
全てが白に染まる
君の街にも降ってるかな？
もしかしたら 雪を見に来てないかな
曲がり角の先 誰もいない

期待してたわけじゃないけど
ちょっぴり寂しい

校舎を着飾った粉雪
あぁ 帰りはどうしようか
廊下で聞こえるその声は
「自転車 やっぱ置いてくか…」
顔を見合わせ笑い合った

思い切って外に出た
舞い落ちる雪と共に踊る
ふと感じる 誰かの視線
振り返って照れながら笑う

この街に降るパウダースノー
全て白に染める
この街にだけ降ってるみたい
だって 全部白くなっていくから
見下ろす景色に君はいない

会いたかったわけじゃないけど
ちょっぴり悲しい

遠くまで走った 君の街まで
この凍てつく白を振り払いたくて
このままいたら 凍りそうだから
ただの一瞬 目が会う必要なんてない
降り積もった雪を溶かして
君のその声で

この街に降るパウダースノー
全てが君との記憶
君の街にも降ってるかな？
もしかしたら 雪を見に来てないかな
曲がり角の先 誰もいない

あったのは 不恰好な雪だるま
ちょっぴり切ない

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