午後の夕凪に当てられて
死んだように眠りにおちる
耳障りな声も届かない
そんな世界の入り口を探す
花瓶に水をやらなきゃ
静かな教室の真ん中
放課後のチャイムが鳴っても
空席はそっぽを向いてる
約束のあの日を忘れたまま
そっけない態度で行ってしまった
彼と一緒に帰らなきゃ
やりたいことたくさんあるのに
放課後のチャイムは容赦なく
僕らにさよならを告げる
優等生が鼻を鳴らす
ゆとり教育の真っ只中で
耳障りな話題は尽きない
暇を持て余してるだけなんでしょう
強かに育った一輪の花は
あっけない幕引きで枯れてしまった
彼はもうとっくに死んでいた
あいつらは教室に来なくなった
残された僕は夕凪に
当てられて溶けてしまいそう
彼の元へといかなきゃ
話したいことたくさんあるのに
踊り場でチャイムを聞いている
もう何もかも間に合わないな
12 Comments
2018/09/02
夕暮れの校舎に一人ぽつんと佇む。
まさに自分がそこにいるような気持ちで読むことができました。
なんだか寂しくなりますね。。。
2018/09/02
そうですね。まさに夕暮れの踊り場を想像していただければと思います。
どうにもならない気持ちを込めて作りました。
2018/09/03
ワードとか多分、今ならもっと上手に書くのかなって思いました。
ストレートな表現は好きなんですけどね。
やはり、ミズさんクオリティを期待してしまいます。
でもとても雰囲気やテーマは素敵ですね。
リメイクっていうか、リファインしてくれたら、GOODしちゃうかもです(笑。
2018/09/03
展開もいい意味での呆気なさと切なさがあってよかったです。
2018/09/03
コメントありがとうございます。
たしかに所々のフレーズは今なら他の言い回し考えそうですね笑
ただこういった作品はその時にしか浮かばなかったりするのでリメイクは厳しいですかね。。リファイン…笑
2018/09/03
コメントとgoodありがとうございます。
これはいじめと自殺をテーマにしたものなんです。
で、それを第三者の僕から見つめた作品になりまして。
ただ決して暗い気持ちになってもらいたいわけじゃないんですよね。。
その先に何を感じていただくかは人それぞれなので結局何も言えませんが、、汗
2018/09/03
単なるスクールカーストの事だと思ってました。理解不足ですみません。
なるほど、そうだとするとちょっとリメイクは難しそうですね。
こういうのって、その時の気持ちみたいなものがあってこそな気がしますしね。
2018/09/03
こちらこそわかりづらくてすみません…汗
けっこう重めなやつです笑
でも作るときは単純にこの夕暮れや踊り場の奇麗さや切なさ、虚しさを表現したかっただけでしたので、終わったときはスッとした感じでした。
2018/09/04
気がするw
まぁ突然登場人物が
死んじゃったりするからなんだろーけど、
なんというか…ミズさんの伝家の宝刀
切なさみたいなのはきっちりあって
読後のちょい鬱な感じはがなんか新しかったです
もー少し序盤で背景を語って頂けてたら
もっと詞の世界に入りやすかったんだろうけど
そこはメロディーありき、
字数は決まってるから中々難しいっすもんねぇ
でも嫌いじゃないむしろ好き
ってゆーw
2018/09/06
コメントありがとうございます。
そうですね、自分でもこういう作品はもう作れないだろうなって思います。
たしかに、なんでこうなったの背景が薄いですよね…汗
Cメロ足せばもう少し語れたかもしれません。
2018/09/15
と、思いました。
2018/09/15
こちらにもコメントとgoodありがとうございます。
コメントしづらいですよね笑
でも、見ていただき評価してもらえただけですごく嬉しいです。
ありがとうございます。