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次に会える時が来たら、きっと言おう。
nyori 投稿 - 2018/08/23 更新 - 2018/08/24 1 Comments 321 Views
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manbou0502
朝焼けに照らされた街
あと何度見れるだろうか
冷たい風に浮かぶ気持ち
あの日の笑顔
吸い込む息と一緒に流れて
そのまま落ちていけばいいのにな

まぶたの裏に残っている
声も仕草も可愛い寝顔も
愛しいなってしまって置けたら
この景色とおさらばしよう

撮った写真 アルバムに閉じて
言葉じゃなくて気持ちで伝える
また会えたらきっと言おう
次の街には絶対にいる
何処からか湧き出る小さな希望に
今は期待をしながら
絶望に変わるまでは

雨音が響く道を
傘もささずに歩いてく
めくれた傷に注ぐ痛みが
僕の罪なら
流れた血と共に忘れて
洗い流されてしまえばいいのにな

頭の隅に残ってる
髪も歩幅も小さな掌
懐かしさだけで生きていければ
この世界とおさらばしよう

刻んだ時を手紙に遺して
繰り返し言う愛の言葉
手段がないんだ 許して欲しい
ここで待つから ゆっくりおいで
何処から満ちる満足感に
この身委ねて

忘れてしまった愛し方に
鍵をかけて奥にしまった
奥の奥に
二度と出てこないように
気付いた時にはもう遅い
最期に会えてよかったけれど
この手は君を抱きしめられない

見つめた気持ち 君にぶつけて
困る顔に口付けをひとつ
言葉はいらない もう行くよ
きっとどこかでまた会えるから
何処から産まれた 小さな希望に
続きはその時まで 取っておいてね

撮った写真 アルバムに閉じて
言葉じゃなくて気持ちで伝える
また会えたらきっと言おう
次の街には絶対にいる
何処からか湧き出る小さな希望に
今は期待をしながら
絶望に変わるまでは
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1 Comments

manbou0502manbou0502
2018/08/24
完成度めちゃ高いですね〜。
1連目から世界観にグッと引き込みまれました。
詞の教科書があったとしたら、載っていてもおかしくない作品だと思います。
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