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自分を押し殺し、家族を思う少女を表現しました。
yakumomutu 投稿 - 2018/08/22 更新 - 2018/08/22 0 Comments 440 Views
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[1]
何時も無理して自分抑えて
笑顔で隠して 心で泣いて
届かない気持ち 通じない願い
鏡に映った私は誰なの?

朝から流れる ちぐはぐな空気
味のない食パン流し込んで
ドアを開ければ空から雨が
私の体温を奪っていく

肩までの黒い髪 長いスカート
窮屈な空間それでもいい
君達との時間が固く悴んだ
あの場所を忘れさせてくれるよ

自分が可愛くて 傷付くことが怖い
自分を解らない者を小さな牙で
嚙み付いて身体を震わせる
貴方を守るのはもう疲れたよ

[2]
思い通りに自分の世界
広げて見せても ほんとは何も
変わってない小さな 箱庭のリアル
仮想の針が貴方を連れて

四角い画面 青白い光
影のない人間コエを文字に
変換すれば身体は飾り
記号の名前が歩き出す

テーブルの上にある 冷めた食事
テレビから流れる愛の歌
雑音として耳に届くこともなく
深く暗い底にその身を落とす

自分が可愛くて傷付くことが怖い
自分を解らない者を小さな牙で
嚙み付いて身体を震わせる
貴方を守るのは もう疲れたよ
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