喉を踊る 渇いた歌
明け透けに独りごちて
畦を通る ぬるめの風
当て付けに黙り込んで
ささやかな うねりの中で
微笑みを忘れて
落ちてきた 光の色を
夢に重ねて
翳した 手のひら 指の隙間からこぼれる
太陽が命を攫って
焦がれた 八月 猫背の影法師 並んで
宛ても無く 歩いてく
昨日までの日々 求めて
空を過る 鉛の鳥
焼き付ける事も飽きて
わがままな 時代の奥の
ぬかるみに塗れて
錆びていく 痛みの意味を
夏に例えて
無邪気な 背伸びや 麦わら帽子に伴う
美しさ それすら離れて
爛れた 八月 夜風が吹くように 祈って
何気無く 眠りたい
潤む瞳 ただ擦って
笑えなくても
洗えなくても
生きている ただそれだけで
いつしか あの日が 淡い涙にてこぼれる
そんな頃 命が巡って
さざめく 八月 幼い影法師 並んで
光る夏 紡いでく
明日からの日々 想って
明け透けに独りごちて
畦を通る ぬるめの風
当て付けに黙り込んで
ささやかな うねりの中で
微笑みを忘れて
落ちてきた 光の色を
夢に重ねて
翳した 手のひら 指の隙間からこぼれる
太陽が命を攫って
焦がれた 八月 猫背の影法師 並んで
宛ても無く 歩いてく
昨日までの日々 求めて
空を過る 鉛の鳥
焼き付ける事も飽きて
わがままな 時代の奥の
ぬかるみに塗れて
錆びていく 痛みの意味を
夏に例えて
無邪気な 背伸びや 麦わら帽子に伴う
美しさ それすら離れて
爛れた 八月 夜風が吹くように 祈って
何気無く 眠りたい
潤む瞳 ただ擦って
笑えなくても
洗えなくても
生きている ただそれだけで
いつしか あの日が 淡い涙にてこぼれる
そんな頃 命が巡って
さざめく 八月 幼い影法師 並んで
光る夏 紡いでく
明日からの日々 想って
8 Comments
2018/08/15
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大きな意図があるんだろうなあと思いました。
重たくなりすぎず、軽くなりすぎず、丁度の具合で
悲しみや虚しさを上手く表現されていると思います。
追伸
はだしのゲン、めっちゃ怖かったですよね(笑)
戦争はイカンと叩き込まれましたm(__)m
2018/08/15
テーマに沿って上手く歌にできていますね!
2018/08/15
何となく、若い人らしくない気もしますが(笑。
ただし戦争+感傷的のパターンはあまり好みじゃないので、GOODなしで。
2018/08/15
2018/08/15
2018/08/15
内容的には八月六日にあげるのがぴったりだったかもしれませんが間に合わなかったので、この日にしました。
重すぎず、軽すぎずを正に意識したので、伝わってよかったです!
いやぁ〜、あの漫画は今でも見るのは勇気要りますね笑
>>まなもさん、コメントありがとうございます!!
有害図書に指定されているところもあるみたいですね〜
確かに刺激が強すぎる部分はありますが、大事な書籍でもあると思うので難しいところですよね。
一つのテーマに絞って書くのはあまり得意ではないのですが、形になってよかったです!
>>さくさん、コメントありがとうございます!!
最近の僕の作品がなんだか良くも悪くも軽い内容が多い気がしたので、こういうのにも挑戦してみました。
確かにこういう御涙頂戴って感じはさくさん好みじゃなさそうですね笑
次回作にご期待ください笑
>> kayumaさん、コメントありがとうございます!!
おぉ……、息を飲むような話ですね……。
確かにそういう話は経験した人や聞いた人に大きな意味合いをもたらしそうですよね。
>>ノリカさん、コメントとGOODありがとうございます!!
僕の伝えたいことが伝わってよかったです!
本当にいつまでも平和であってほしいですよね。
>> Skenさん、GOODありがとうございます!!
2018/08/16
Aメロ、Bメロの言葉選びはさることながら、サビでしっかり気持ちを伝えてられていて良いなぁと思います。
『鉛の鳥』という表現があることでいい感じに想像できて、ああそういうことかって理解できてる気がします。
2018/08/17
良い塩梅ですか!嬉しいです!
サビは言葉の美しさとその裏の悲惨さのバランスを心がけました!
鉛の鳥、少し直接的すぎる表現かなかとも思いましたが、いい具合に機能したみたいで良かったです!