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三日月がち
asakist 投稿 - 2018/08/04 更新 - 2018/08/04 1 Comments 503 Views
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Matsutaki_45rpm
ミカヅキモ 真四角のミカヅキモ
切りつけて
ここらじゅう バラバラのミカヅキモ

淡い朝陽の 浅い 明かりの奥に
出てくる 照れる 三日月になる
ここにほら ミカヅキモドキの


ミカヅキモ 八キロのミカヅキモ
踏みつけて
そこかしこ ハニャハニャのミカヅキモ

硬い地面の 辛い 海水の前
芽がでる 愛でる 三日月が生る

そこにほら ミカヅキモドキの


頭から 足の先まで似てる
ああ どこからどこが
頭で 足で あなたでどなた
三日月がち


ミカヅキモ 十二度のミカヅキモ
脳髄の
あちこちに パサパサのミカヅキモ

丸い目玉を 溶かし 骨から伸びて
肉から 肉を 三日月にする

あれがほら ミカヅキモドキの
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1 Comments

わりと生物マニア(?)なので、タイトル見て読んでみようと思ったら予想以上でした。良い意味で。アングラな感じがたまりません。
全部の意味がわかったわけではないのですが、「まず不思議で意味深な歌詞を書くことに意味があるんだよなあ」と勝手に一人で感心していました。

そこかしこ ハニャハニャのミカヅキモ
とか、特に好きです。初期の大瀧詠一の歌詞みたいです。語感がすごくいいです。
楽しい詞をありがとうございました。
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