新規登録 ログイン
初投稿です。よければ見てください。
Haru_no_haru15 投稿 - 2018/07/31 更新 - 2018/07/31 2 Comments 529 Views
good投票
My_accountnSkenmanbou0502
移ろう 移ろうままに
流されてゆくのであれば
君の手 君の手握って
静けさに沈みたい

嘲笑うように流れる人波は
君を包んでる桃色さえ
提灯に照らし出す

ねえお願い この世界よ
僕達なんか放っておいてよ
こんな こんなちっぽけな僕達に
構ったって 何もいいことはないよ?

どうして どうして
「好き」と言うことさえ神様は 許してくれないの
伸ばした この手は
泡となって すべての色に変わっていくんだろう
それで いいのかもしれないな
変わらない この場所では


一人歩く帰り道を染む紅
僕の背中を乱暴に押す
隣はずっと空っぽだ

ねえお願い どうか聞いて
僕のことを置いていかないでってば
こんな こんなわがままを言うからか
世界は 君を隠して暮れていく

今日も 今日も
君の瞳の色眺めることさえも 叶わない
てのひらに落ちる
涙はいずれ 過去に飲まれてしまっていくんだろう
それは 逃れられないことだ
変われない この僕では


赤黄緑青紫
染まる君の背中
ゆらり ゆらり 遠くなってく
僕の言葉を 聞いてよ


振り向いた君の
髪から香るはりんご飴の弾けて浮かぶ色
まだ終わり見えず
ざわめきを増していくこの地球で
たったひとり
君の黒い眼だけが
僕を見つけてくれたんだ


二人だけの静寂(しじま)が
そっとやってくる
タグ : [ 編集 ]

2 Comments

manbou0502manbou0502
2018/07/31
タイトルから何からイイですね!
メロディアスな感じが詞から伝わってきました!!
Haru_no_haru15Haru_no_haru15
2018/07/31
manbou0502さん
ありがとうございます!
初めてだったのでかなりドキドキしてました(笑)
そう言っていただけて嬉しいです!
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録