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12ad543 投稿 - 2018/07/28 更新 - 2018/07/29 4 Comments 238 Views
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tk77
君にいくつか話しておきたいことがある
こんな真夏の日々だから
あの日の君に謝っておきたいのさ
他の誰かに言う前に

交差点の人混みの中
僕らはただすれ違ったまま

君を呼び止めようとするけれど
言葉がみつからなくて
ただ手を伸ばしたりしたところで
未来はまだつかめなくて…

僕は眠った 寝苦しい夜の中で
後悔と汗に溺れて
君が言うほどこの街は住めそうもない
思い出が染み付いた道

息を吐いて一瞬とめて
そこからまた吸い始めて

君に伝えておきたいことが
いくつもあるけれど
どれひとつとして届かないから
あの日で止まってばかり

交差点の人混みの中
僕らはただすれ違ったまま

君を呼び止めようとするけれど
言葉がみつからなくて
ただ手を伸ばしたりしたところで
未来はまだつかめなくて…
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4 Comments

kayumakayuma
2018/07/28
呼び止めようとしても、言葉が見つからないところに、恋には頭脳が必要なんて考えてしまいます。恋によってクレバーになればいいですね。
yumemigati3yumemigati3
2018/07/28
なんて言うか、日本的ですよね。
寝苦しさとか、湿度の高い感じ。

心理描写の巧さが滲みますね。
12ad54312ad543
2018/07/29
kayumaさんコメントありがとうございます。
本当は言葉なんて微々たる力もないのに
なぜか必要になるんですよね。
12ad54312ad543
2018/07/29
yumemigati3さんコメントありがとうございます。
この季節ってなにか日本人全員で共感できる
感情がゴロゴロしてますよね。
大概ネガティブだったりしますが。
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