コンクリートジャングルの中
群れをなした黒いスーツ達
同じベクトルを持って進んでく
僕は息もできなくなる
僕たちはどこに向かうのでしょう
気だるい毎日の真ん中
僕たちはどこに行けるのでしょう
この世という渦に飲まれて
水の中 沈んで行けるなら
涼しそうだし それはそれで
何も感じないのも それはそれで
水泡に帰すのも それはそれで
今が終わるなら それはそれで
コンクリート製の山の頂で
1人佇んでる黒いスーツ
むわっとしたぬるい風が
僕の頬を緩く撫でた
僕はどこに向かってるのでしょう
熱の塊の惑星のど真ん中
僕はどこに行きたいんでしょう
この世という渦の中に
この僕が 一石を投じれるなら
風も涼しくないし微妙かも
何も変わらなさそうだし微妙かも
住処をなくしたしろくまを思いながら
数秒間の自由落下を夢見た
この世がもし渦だというのなら
水の中 沈んでいったとて
きっとどこかで浮かび上がるでしょう
残念ながら終わりはないのでしょう
自分を捨てる勇気なんてないから
結局若干の安心を感じた
群れをなした黒いスーツ達
同じベクトルを持って進んでく
僕は息もできなくなる
僕たちはどこに向かうのでしょう
気だるい毎日の真ん中
僕たちはどこに行けるのでしょう
この世という渦に飲まれて
水の中 沈んで行けるなら
涼しそうだし それはそれで
何も感じないのも それはそれで
水泡に帰すのも それはそれで
今が終わるなら それはそれで
コンクリート製の山の頂で
1人佇んでる黒いスーツ
むわっとしたぬるい風が
僕の頬を緩く撫でた
僕はどこに向かってるのでしょう
熱の塊の惑星のど真ん中
僕はどこに行きたいんでしょう
この世という渦の中に
この僕が 一石を投じれるなら
風も涼しくないし微妙かも
何も変わらなさそうだし微妙かも
住処をなくしたしろくまを思いながら
数秒間の自由落下を夢見た
この世がもし渦だというのなら
水の中 沈んでいったとて
きっとどこかで浮かび上がるでしょう
残念ながら終わりはないのでしょう
自分を捨てる勇気なんてないから
結局若干の安心を感じた
2 Comments
2018/09/16
水の中 沈んで行けるなら
涼しそうだし それはそれで
何も感じないのも それはそれで
水泡に帰すのも それはそれで
今が終わるなら それはそれで
↑「それはそれで」の繰り返しが
タイトルのひらがな4文字の「うずまき」のようで
巻き込まれそうに好きです。
自分を捨てる勇気なんてないから
結局若干の安心を感じた
↑最後の2行で、ぐるぐる眩暈から
はっと現実に戻る感じがたまりません。
2018/09/17
どれだけ見失いそうになっても、結局どうにかして元に戻ってしまう。そんなぐちゃぐちゃな感情を描きたかったので伝わって本当に嬉しいです!