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遠退いた星を見上げていた いつまでも
悲しみを彷徨いながら辿り着いた場所は
透き通る瞳で見つめた いつかの振り出しで
涙と引き換えにして沈めた夢語りが
ふとした拍子に束の間の少年を蘇らせる
ずっとここに居たんだよ 時をも忘れたこの丘で
瞬いた星の跡を指でなぞって胸を躍らせた日
それが帰れぬ歴史でも また何処かで出逢いを待っている
目覚めのない夢なんてない
だからこそ願いは宝石のように
河川に流れ消えていった世迷い事
落として気付く満たせない孤独
指折り数えて震え出す手が
大切な後悔 価値観を示した
望まずして望んだ先へ 打ちひしがれては見出す光
現実ばかり選べるほど年相応の姿には成れずに
きっと心は変わらない 絶えず同じ丘へと辿り着く
暗闇のない光なんてない
今も夜空を駆ける あの宝石のように
地図から消えた明日までの行方
手を振れない昨日までの輝き
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