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周りが早く進むから、自分は進んでいないように感じる
ryo_poe 投稿 - 2018/06/22 更新 - 2018/06/22 0 Comments 208 Views
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信じて疑わなかったんだ
僕が1番信じてたんだ
君の柔らかな指は
僕の指をすり抜けて消えた

自己愛とか 後悔とか
必死になって積み上げた
気づけば僕はひとり
奈落に堕ちていくだけ

どこかに きみがいる世界
でも僕の視界のどこにも
きみはいない きみはいないよ
もう手も伸ばすこともない
積み上げた壁の向こう側
届かない世界のどこかに
きみはいるんだ きみはいるはず
でもそれだけのことだ


信じて疑わなかった
きみが1番信じてたんだ
きみを掴むはずの僕の手は
僕を愛でるために使われた

不満とか 妬ましさとか
必死になって積み上げた
気づけばきみはひとり
奈落を見つめるだけ


あと少し 僕が強ければ
この壁を打ち壊して
きみを攫っていけるのに
どうしても僕は動けない


どこかに きみがいる世界
でも僕の視界のどこにも
きみはいない きみはいないよ
もう手を伸ばすこともない
積み上げた壁の向こう側
もうきみに届きはしないから
きずつけない きずつかない
一番幸せな世界のハズだ

さよなら きみがいた世界
もうなんの意味もない世界
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